父は、私の人生の船頭だった。
父の船に乗っているときは、晴天の日も荒天の日もあった。
荒天の日は、なぜそんな決断をするのかと、父と喧嘩をしたこともあった。
私は、自分の考えを押し付ける父に反発して、
途中で他の船に乗り換えた。
私は、ずっと父のことが好きではなかった。
しかし、この2ヶ月、命の火が消えそうな父を見続けて、考えが変わってきた。
父との経験は、私にとってかけがえのない経験である。
特に、荒天のときの経験は、その後の私の人生で、様々な困難を乗り越える原動力となった。
父は、私にとって、貴重な経験をさせてくれた大切な存在だった。