~序章~ あきとの出会い②
ある程度想像はしていたが、コンビニのトイレも混んでいた・・
並びながら次を どうするか?などと話していたが
とりわけ決まらず、
ここで解散になるなら、ひとりでいつもの店に飲みに行こうかなどと考えていた。
俺の行きつけの店は、マスターと幼いころからころからの知り合いで
一人で気軽に入れるバー感覚
BGMは決まって60年代の洋楽(ビートルズやプレスリー)がかかっているよう店だった。
一通り全員トイレもすませ、コンビニを出ると
Bが女性に声をかけていた。
珍しく行動してるな~なんて思っていると、
同じ会社で内勤のさちさんだった。
やはり身内か・・・・
などと思っていると、さちさんは学生時代の女友達達と飲みに来ているとのこと。
むこうも女性4人ばかりで飲んでいたので、
Bが無理矢理な感じで一緒に飲みに行くことになった。
さして期待もせず、付き合い感覚で行った店
8人の大所帯なので、Bが知り合いだという店も
少しとまどったような感じで、慌てて席を作るほどの小さい飲み屋
そんな中で俺の隣に座ったのが、あきだった・・・・
~序章~ あきとの出会い
普通の会社員だった・・・・
日々数字に追われる、営業として。
決して優秀な営業マンではなかった。
自分のやっていることに多少なり疑問をもちながら営業をしていた。
そんなある日
地元の祭りということもあり、仕事後仲のよい営業4人で飲みに行くことに。
露天が並んでいる中、話題になるのは
仕事の愚痴か、彼女や奥さんのこと。
Aが小声で言った一言
「あそこの女ばかりの団体、一緒にのみに行けるんじゃない?」
それに便乗したようにBが
「俺声かけてこようかな・・・」
ターゲットとされたのは、少し若めの女性4人グループ
少し若いというよりは、俺が26だがさらに若く
下手したら20歳以下ではないか?と疑問符がついてもおかしくないメンバーだった。
ただ普通の会社員の俺たちは、口だけで
実際行動に移そうとするやつはいない。
所詮その程度なのだ・・・・・
ひとしきり愚痴を言い合い、いい感じで酒が回ったときに
トイレに行きたいとBが言い出した。
その言葉をきっかけに、AもCも、そして俺もトイレに行きたくなった。
だがこれだけの人ごみ、近場のトイレは長蛇の列が出来ていることは
容易に想像が付つく。
そこでCが、ちょっと離れたコンビニまで行くことを提案。
みんななにも言わずコンビニのほうへ歩き出した。