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Relationship座間

放射能に不安を覚える神奈川県座間市とその近隣のみんなで繋がりましょう


7/14 石丸氏を迎えて土壌採取の講習会を開催いたします。この機会にぜひ!

レストランでのランチは参加されなくても講習のみでも大丈夫です!(以下はコピペ)

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イベント
https://www.facebook.com/events/401046486771365/
場所選び・土壌採取からデータの意義・今後の展開まで「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」の手順と想いを学びます。
講習の後は素敵なランチをお楽しみください。平日午前「ママ達のゴールデンタイム」の実施ですがパパ・彼・彼女どなた様でも大歓迎です。
場所:イタリアン ラ・リチェッタ
住所: 〒252-0011 神奈川県座間市相武台1丁目6063-1
電話:046-251-3730
Web : http://www.bqf-life.com/#!-/c6fu
日時:2015年7月14日火曜日
9:30~11:30 講習&採取実習
11:30~13:00 ランチ&交流
講師:みんなのデータサイト http://www.minnanods.net/  
事務局長 石丸偉丈さん
事務局スタッフ 小山貴弓さん
参加費:講習無料・ランチ実費
持ち物:筆記用具
申込み:FBイベントまたは
E-Mail:info.kanagwasoil@gmail.com
東日本土壌ベクレル測定プロジェクト神奈川サポートグループ:鍋田政士まで

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(文章 座間放射能測定室)

6月初旬にいってきました日光のレポートの続きです。
 
先日のレポート(⇒こちら )は徒歩移動でしたが、今回の(2)は位置固定のスポット測定のレポートです。
同じ線量計 ホットスポットファインダー HSF-1 を用いています。
 
 
徒歩移動での測定中に、そのエリアとしては高めかな?と感じた地点で測定しました。
 
そのように測定地点を決めていますので、そのエリア全体がその線量という訳ではありませんし、一方で、その地点で最も高い地点を測定しているとは限りません。また、時間が限られていましたので、高めと感じた地点の全てを測定できた状況でもありません。従いまして、そのような地点も存在していた、とご理解ください。
 
尚、人が普通に通るような場所に限定するよう、心がけました。
 
 
測定データの条件は次の通りです。
 地上 5cm
 位置を固定しての測定
 3分間の連続測定の平均値
 
3分間平均の測定方法にした目的は、二つあります。
放射線は確率的に放出されますから、放射線量は時間毎に変動してゆらぎます。その線量のゆらぎをならして、平均的な線量を把握することが、一つ目。
自然放射線の影響も線量に含まれまるのが当然です。放射線の種類別の検出数を増やすことで、セシウムの影響の大小を把握しやすくすることが二つ目です。(私の見方を記しますが、正確に知るためにはベクレル測定をする必要があります)
 
測定の高さを地上 5cmにした目的は、座間市を除く県央5市の除染基準の高さに合わせ、それらの基準値と比較できるようにするためです。
  <参考>除染基準
      相模原市・綾瀬市・海老名市… 地上5cm  毎時0.23マイクロシーベルト
      大和市・厚木市…          地上5cm  毎時0.19マイクロシーベルト
これらの基準値を超えた数値を示すところも、ありました。
 
 
添付した画像について、事前にご説明します。
右側が線量計の測定結果の画面になります(見やすくするために、測定結果に関する部分を切り出しています)。
一番上の青色または赤色の数字が3分間平均の放射線量になります。
その数字の下、上段のグラフが時間毎に測定された放射線量の推移になり、1分間の幅で縦線が表示されています。
下段のグラフが、放射線を種類別に検出した頻度(カウントした数)で、セシウム137があれば660keV付近の、セシウム134があれば605keVと796keV付近の、カウント数が高くなります。
 
※下記の画像はクリックで拡大します。右クリックで別タブや別窓で開くことが可能な場合もあります。
 
 
■奥日光湯元温泉 (2015.6.6)
 
 -地点<1>-
 ビジターセンターの北東端、交差点の角の草地部分
 0.086μSv/h
 セシウムの影響が少なくないように思われます
 湯本1平均2015
 
 -地点<2>-
 ビジターセンターと休暇村の間の林間内、石畳の遊歩道
 0.095μSv/h
 セシウムの影らしき様子も感じられますが、自然放射線の影響が少なくないように思われます
 湯本2平均2015
 
 -地点<3>-
 「湯の湖」の湖畔、白根沢河口付近の湖岸
 0.076μSv/h
 セシウムの影響が少なくないように思われます
 湯本3平均2015
 
 -地点<4>-
 レストハウス北側付近の道路、石畳路面(上に樹脂製のマット)
 0.102μSv/h
 セシウムの影らしき様子も感じられますが、自然放射線の影響が少なくないように思われます
 湯本4平均2015
 
 -地点<5>-
 湖畔広場の草地
 0.079μSv/h
 セシウムの影響が少なくないように思われます
 湯本5平均2015
 
■湯滝 (2015.6.6)
 
 -地点<1>-
 駐車場とレストハウスの間の道、大きな木の近く
 0.084μSv/h
 セシウムの影響が少なくないように思われます
 湯滝1平均2015
 
■戦場ヶ原 (2015.6.6)
 
 -地点<1>-
 自然研究路入口”てくてく歩道”の入り口そばの休憩所、軒の下
 0.071μSv/h
 セシウムの影響が少なくないように思われます
 戦場ヶ原1平均2015
 
■竜頭の滝 (2015.6.6)
 
 -地点<1>-
 上から数段目の階段、石材の階段に堆積物
 0.111μSv/h
 セシウムの存在は確認できますが、自然放射線の影響もあるように思われます
 竜頭の滝1平均2015
 
 -地点<2>-
 中間付近の踊場、アスファルト路面に堆積物(石材の階段との間に約30cm角のコンクリート)
 0.081μSv/h
 セシウムの影響が少なくないように思われます
 竜頭の滝2平均2015
 
■華厳の滝 (2015.6.6)
 
 -地点<1>-
 エレベータ乗り場前の広場の西側に位置する草地
 0.137μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 華厳の滝1平均2015
 
 -地点<2>-
 エレベータ乗り場前の広場の西側に位置する滝側に向かう通路、横切る排水溝(中に多くの堆積物)
 0.379μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 華厳の滝2平均2015
 
 -地点<3>-
 エレベータ乗り場前の広場の西側に位置する滝方向を望む柵付近、排水溝(中に多少の堆積物)
 0.119μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 華厳の滝3平均2015
 
 -地点<4>-
 エレベータ乗り場前の木の下
 0.128μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 華厳の滝4平均2015
 
 -地点<5>-
 エレベータ乗り場前広場と第2駐車場をつなぐ入り口付近、堆積物
 0.110μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 華厳の滝5平均2015
 
 -地点<6>-
 第2駐車場の大木の下
 0.174μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 華厳の滝6平均2015
 (一昨年は0.2μSv/h強、昨年は除染の形跡があって0.1μSv/h前後、だった地点です)
 
■東照宮 (2015.6.7)
 
 -地点<1>-
 輪王寺の三仏堂の前、小砂利の部分
 0.093μSv/h
 セシウムの影響らしき様子も見受けられますが、自然放射線の影響が大きい可能性もあると思われます
 東照宮1平均2015


 -地点<2><3><4>-
 参道「下新道」、東側入り口から約100mの付近
 参道の 中 ・ 端 ・ 外 です。
 
 ここについては、高めに感じたからではなく、中 ・ 端 ・ 外 での比較を目的に測定しました。
 
 <2>参道の中側
 0.055μSv/h
 セシウムの存在が確認できるように思われます
 東照宮2平均2015
 
 <3>参道の端
 0.071μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 東照宮3平均2015
 
 <4>参道の外
 0.119μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 東照宮4平均2015
 
 -地点<5>-
 常行堂の鎖式雨どいの下
 写真では判りにくいですが、雨水枡があります(今年は樹脂製のマットが敷いてありました)
 0.304μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 東照宮5平均2015
 
 -地点<6>-
 法華堂の隣に位置するトイレの鎖式雨どいの下
 0.327μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 東照宮6平均2015
 
 -地点<7>-
 二荒山神社から下ってくる 階段の下 と 坂道の下 の間付近、堆積物
 堆積している広さは 1.5m×5mぐらい
 0.422μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 東照宮7平均2015
 
 -地点<8>-
 東照宮美術館の軒先の下、砂質の土
 0.201μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 東照宮8平均2015
 
 -地点<9>-
 東照宮宝物館の前、敷石
 0.126μSv/h
 自然放射線の影響が主のように思われます
 東照宮9平均2015
 
■江戸村駐車場 (2015.6.7)
 
 -地点<1>-
 駐車スペースから一段上に位置する生垣の下
 0.382μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 江戸村1平均2015
 
 -地点<2>-
 駐車場トイレの前、砂利
 0.231μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 江戸村2平均2015
 
■木彫りの里 (2015.6.6)
 
 -地点<1>-
 エントランスの南東側のマンホール付近、堆積物 (上方に雨どいあり)
 0.352μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 木彫りの里1平均2015
 
 -地点<2>-
 エントランスの南東側の階段下、石畳&堆積物少量 (上方に雨どいあり)
 0.300μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 木彫りの里2平均2015
 
 -地点<3>-
 エントランスの正面側の階段下、石畳 (上方に雨どいあり)
 0.155μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 木彫りの里3平均2015
 
 -地点<4>-
 駐車場の草地広場側、アスファルト路面、舗装割れ目&堆積物少量
 0.283μSv/h
 セシウムの影響が主のように思われます
 木彫りの里4平均2015
 
■霧降高原第2駐車場 (2015.6.7)
 
 -地点<1>-
 駐車場の南側、堆積物
 2.260μSv/h
 ほぼセシウムの影響のように思われます
 霧降1平均2015
 
 -地点<2>-
 駐車場の南西側、堆積物
 0.820μSv/h
 ほぼセシウムの影響のように思われます
 霧降2平均2015
 
 堆積物が黒くなっています
 この黒い堆積物は、測定地点だけでなく、アスファルトの割れ目などにも散在。
 徒歩移動による測定の際、そういった部分を通過した瞬間、線量値が上がっていました。
 (先日レポートの徒歩移動データでは、10秒平均にしていますので、変化が判りにくいかと思います)
 霧降3路面2015
 
 
ここは、放射性物質のプルームが県境で止まっていないことを示す象徴的な場所の一つのように思います。
 

 
 
 

測定結果の画像(PNGファイル)をダウンロードする
報告書形式の測定結果(PDFファイル)をダウンロードする   2015/7/26追加

 
測定地点のマップを見る
 -補足説明-
 ・全地点を一つのマップにしています。見たいエリアを拡大してご覧ください。
 ・GPSなどの特性により、数メートル程度の誤差が生じている場合があります。
 ・縮尺を拡大すると重なりで隠れていたアイコンが表示されます。
 ・アイコンをクリックすると放射線量などの数値データを見ることができます。
 ・地図、地形、および航空写真の表示切替ができます。
 
 
 

日光に行って来ました-2015春 (1)こちら
 
 
 
- ホットスポットファインダープロジェクト神奈川のご紹介 -
HSF-P神奈川ロゴホームページ(リンク)
 
 
 
 
文章:高木 公房

 

2015年、神奈川県の梅2検体の測定結果です。
1つは毎年測定している場所の定点測定の結果となります。
(海老名市国分南)感謝ですね。
ちなみに去年の結果はこのようになっております。

2014年梅
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/11529406.html

海老名市定点測定の梅とどくだみ茶
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/11592605.html

今回の測定結果はこちらです。







伊勢原





測定そのものの数が少ないのですが、
いまのところいずれも不検出(下限値以下)となっております。

まだまだ監視が必要な測定ですが、梅そのものを食べる場合
は梅干しやジャムなどがそれにあたりますが、
梅酒や梅ジュースなどにする場合はほぼ影響はないのではないでしょうか。
(移行率の問題ですね)

※放射能測定での数値は絶対値ではありません。
 機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
 この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
 また、不検出でも今回の測定が永続的な安全を保障するものでもありません。