あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年もお時間がありましたら、寄っていって頂ければ幸いです。
さてさて、今回は新企画として好きなゲームについて思い出を語りたいと思います。
と言うワケで、新テーマ「ゲーム語り」始まります。
2021年8月16日、4年の歳月を経て惜しまれつつサービス終了したゲームがありました。
それが天華百剣-斬-である。
所謂、刀剣乱舞のように実在の刀剣の擬人化ゲーであり、
登場キャラが全員女性であることが特徴。
天華百剣以外にも似たものとして「しんけん!」というゲームもあったりしますが、こちらはタワーディフェンスといって自陣を守って敵キャラを迎え撃つタイプのゲーム。
天華百剣-斬-は2Dアクションでプレイヤーが巫剣(みつるぎ)と呼ばれる人の姿をした刀剣たちを操作して戦うというものでアクションゲーで育った自分としてはとても惹かれる内容でした。
舞台は架空の歴史の「銘治」
実際の明治時代と同じように廃刀令によって人々が刀を所持しなくなったように、刀剣である巫剣達も「百華の誓い」によって武器として戦う事を禁じられ、それぞれの生き方を模索していた。
しかし、銘治の世に原因不明の災いが発生し始めます。これに対して、政府直轄組織で巫剣が所属する「御花見衆」が立ち上がり、事態の収拾に取り掛かります。
といったのが主なあらすじ。
実際のシナリオもかなり充実しており、神脚本と言えるお話や倒し甲斐のある難度などゲームとしての内容もかなりの物でした。
初期のころは問題がいろいろありましたが、プロデューサー交代以降はユーザーファーストで対応してくれることが多く、脚本も最高に良かったのもあって、できることならオフライン版が欲しかったくらいに個人的に過去一番でアプリゲーでは神タイトルと思っています。
元々、刀剣自体は好きできっかけはよくわからないけれど、割と時代劇を見る家庭だったから好きだったような気がします。
今では刀剣鑑賞しに遠征することもありますが、それはまた別の機会に。
巫剣の中でも、狐ヶ崎為次と陸奥守吉行が特にお気に入りです。
狐ヶ崎為次は割と長い付き合いになる巫剣で、古参とも言える存在で初期から最後まで共に駆け抜けた相棒とも言える巫剣です。
引っ込み思案で恥ずかしがり屋。でも、おしゃれに興味があって心優しい子です。いなり寿司を持ってきてくれたりするのも特徴です。
元ネタの刀剣は『鎌倉殿の13人』の登場人物である梶原景時が乱を起こした際に吉川友兼が景時の息子である景茂を討った時の太刀で、梶原一族が討伐された地である狐ヶ崎にちなんで名付けられたそうです。
吉川友兼はその時の傷が原因で亡くなるのですが、その時に『主を守れなかった』という後悔があって引っ込み思案で控えめな性格になってしまったという設定になっています。
愛称は『さき』でイベントストーリーで主役や重要キャラになることが多く、コミックでもメインキャラクターになっています。
実際の刀剣は山口県岩国市にある吉川資料館で10月後半〜11月前半ごろにみれるようですよ。
次に紹介するのはもう1人の相棒、陸奥守吉行。
陸奥守吉行は意味深な言動をする妖艶でミステリアスなお姉さん系の巫剣。愛称は『むつ』。
元ネタはあまりにも有名な幕末の人物、坂本龍馬が最後に所持していた打刀です。
彼が暗殺された時の史実を元にした設定もあって、左腕が義手になっています。
これは刺客の一撃を受け止めた際に刃が削られたということから左腕がその部分という妄想を膨らませたとキャラクターデザインをされた方が言っておられました。
主を守りきれず死なせてしまった後悔から自らを死神や疫病神のように思って近寄りがたい感じになったという設定があり、ミステリアスな雰囲気で意味深な発言をしてきます。
個別ストーリーで主人公との信頼関係を築いていくことになるんですが、少しずつ前向きになっていくところがとてもよかったです。
それでも、意味深発言や掴みどころがない点はありますが、逆に愛嬌となっています。それが彼女の個性なのです。
外国好きなため、舶来品を見に行くことが好きで前の主が銃を愛用するようになったことから銃を嫌っています。
ちなみに、実際の刀は龍馬が亡くなった後、土佐の坂本家へ戻り、本家が北海道の釧路へ移った後の1913年(大正2年)に起きた釧路の大火で罹災した際に焼けています。
龍馬襲撃時の跡が残っていた鞘などは消失して刀身のみが残りましたが変形していて、打刀とは思えないくらいに反りが亡くなっていました。
焼け身になってしまったことから、後に研ぎなおしに出されています。
その後、1931年(昭和6年)に京都国立博物館に寄贈されているので、機会があれば見ることができます。
特徴としては、大火で焼けてしまったことから反りがほぼ無く赤焦げた跡がみられるのだとか。
実は、坂本龍馬が所持していたと証明されたのはごく最近のことで2015年に詳しく解析された時に吉行特有の刃紋が残っているのが見つかるまでは本人の物ではないのではないかとも言われていました。
さらに2021年に新史料として、大正時代の坂本家の当主が残した研ぎなおしされる前の押型(簡単に言うと刀の魚拓みたいな物)も見つかっていることから京都国際博物館収蔵の陸奥守吉行は龍馬が所持していたものと証明されています。
とまぁ、こんな感じでキャラ愛を深めるだけでなく、刀剣の知識も学べることもあってか結構人気のゲームでありました。
現在もコンテンツとしては残っていて、ゲームプランナーのナカムラケンタロウ氏によって天華百剣-紡-という名のノベルゲームとして生き残っています。
と言っても、第1章の第一話以降はG'sチャンネルの会員限定になってますし、PCのみの対応なので人によってはハードルが高いかもしれません。
でも、YouTubeには斬の時の映像や配信アーカイブが残っているのでそこで魅力に触れるのも一つの手です。
ゲームBGMは過去一と個人的に太鼓判を押したいくらいに最高なので一度聞いてみてください。
天華百剣については語り切れないくらいに思い入れが強いので、また大いに語りたいと思います。
では、また!


