第11回 描くことで癒されるアート塾が開催されました
講座の様子をレポート。
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今月は、今が旬の「新たまねぎ」を描きます![]()
使用する画材は、アート塾ではすっかりおなじみのオイルパステルに色鉛筆、画用紙、ハサミ、ノリ。
幾つかある玉ねぎから、自分が描きたいものをピックアップして、アート塾の始まりです
「たまねぎって、いろいろなお料理に使われますが、メインの食材になることって、ほとんどありませんよね。けれど、たまねぎがなくては、どんなお料理もしまらないのも、事実だと思いませんか」
と、先生。
「確かに~」
「お料理しようとして、何はなくとも、たまねぎがなかったら、買いに行くしかないよね」
などと、お料理を日常的にされる参加者の皆さんのご意見
たまねぎを描く前に、身近すぎて意識がなかった「たまねぎの履歴」について、学びます。
たまねぎの原産地は、中央アジア。
そこから西側地域には広がったものの、東アジアへは伝わらず、日本では江戸時代に長崎に伝わったそうです。その当時はなんと、食用ではなく鑑賞用。
食用とされたのは、明治に入ってからなのだそうです~。
面白いですね![]()
続いて、たまねぎを味わいます。
もちろん、生のままですが、新たまねぎなので水にさらしていなくても、大丈夫![]()
最初はたまねぎの甘さが広がりますが、その後で来る辛味。
そんなところを、パステルで表現をしていきます。
味を表現したら、自分のモチーフを見ながら、見える色を置いていきます。
もちろん、アート塾では写実的に描くことを目的にはしていないので「自分の感じるままの色」ということですね
色を置いたところで、お次は色鉛筆。
たまねぎの細かいディティールを、描き加えていきます。
台紙に貼り付け、じっくり、自分の作品に向き合いながら、色画用紙でコラージュを加えて完成
完成後は、恒例の鑑賞会
遠目では分かりにくいのですが、近くで見ると「よくここまで描けたね」と、言いたくなるくらい、みなさんしっかりたまねぎを観察して描いています。
毎回、楽しみに参加してくださる方から
「なんだか、いつも同じような感じになっちゃうのよ~」
という、ご感想を頂きました。
すると、ほかの方から
「私もそうですよ~。でも、それが個性ということですよね」
というご感想も。
本当にその通りで、毎回、皆さんの作品を拝見していると、「その方らしさ」がにじみ出てくる作品に仕上がっているのです。
とても不思議で、面白いなぁと、感じています。
最後に
「私には個性なんてないと思っていた」
という方も
「今日のメンバーの絵は、サインが無くても誰の絵か、すぐわかりますよね~」
というお話で、まとまりました
作品に向き合うことは、自分と向き合うこと。
アートセラピーはじっくりじっくりですが、「自分」という存在に向き合い、受け入れていこうとする力をくれる、素晴らしい療法だと、再確認できた会となりました



