もちろん漫画なのだが読み物としても面白いのは当然のこと、その内容に感じる部分・考えさせられる部分がとてもでかい。
戦争時の国家高揚のムード、権力による弾圧、既存の価値の一変、洗脳(純粋培養)、大量虐殺・・・。
一握りの権力者の為に被害になるのはいつも一般人など弱い者。(イスラム教の原理主義者たちが自らのプライドを持って起こす戦争とは全く意義が異なる!)
侵略国家の方針に従わなければ殺させて、従っても戦場で殺されて、その方針を決める偉い奴らは机上で論議を交わすだけ(そいつらの命令一つで何万もの命が落とす事になるのだ)。いざとなったらヒトラーみたいに愛人と一緒に自殺するってか。ふざけんなって感じだ。
そんな戦争なんてまじでムカついてくる。そんな国家になるのは二度とごめんだ。
そう、そんな国家にしないように俺ら一人一人が真剣に考え・行動しないといけない。
日本はもう戦争はしないと俺は思うが、それでも時代はどう変わるかわからない。
国や国民の風潮など簡単に変わってしまうものだと思う。
(例えば震災以来、突如として原発反対ムードが主流になっている。勿論それはそれでいいことなんだが。
そんなものなのである。例えば北朝鮮かなんかに国土にミサイル落とされて日本国民が死んだとしたら、マスコミがあおって、政府の強硬派もちょっとはいるだろうし、ぶち切れて敵対姿勢になることなど簡単なのである。日米安保とかあるから戦争にはならないが風潮としてVS北朝鮮など意識を持つのはとても簡単だと思う。皆がそういう空気だからといってそういう意識が国民に根付いたらまたマスコミがあおって政治家も票は欲しいし戦争に進んで行くのは簡単になってしまう)
話がそれたが、
この漫画を読んでて思っただが、そもそも正義なんか存在しないということだ。
その時代時代の見方によって正義の見方なんて、偉い奴らによって簡単に変わる。後世の人によっても変わる。
だから、今、この時代に戦争を起こさせないようにすることが大事なのである。そこに理由はいらない。
戦争=悪 この意識が必要。今の日本人はたいてい皆そう思ってると思うよ。
戦争をしない国家を、世界を俺らの手で作り上げていかないといけない。これからの時代。俺らの時代。
そしてふと思ったのだが、そういった意識を常に持っておく為に、常に知識を吸収し続け、感じ続け、考え続け、行動し続けなければいけないと思った。
戦争関連の映画でも本でも、常に自分で吸収して考え続けなければいけないと思った。
自分には何ができるか、皆も考えよう。偉そうに言ってしまったが、こんなことを人に語って自らにプレッシャーをかけるという方法もある!
さあ、頑張ろうぜ~! 俺たちの明日のために!

小説じゃなくて漫画よ♨