バングラの複合企業、テキサスにて防護具量産 | 【ヒト・モノ・カネをテキサスへ】

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バングラの複合企業ベキシムコ、コロナ関連事業強化 後発薬輸出、防護服も量産体制 (2020/8/9 Nikkei Asian Review A・Z・M・アナス)
 
バングラデシュ最大の複合企業ベキシムコ・グループが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)を商機と捉え、コロナ関連事業を強化している。新型コロナに対する治療効果が期待される「レムデシビル」の後発薬の生産・輸出を始めたほか、医療用ガウンやマスクなどの「個人防護具(PPE)」の量産体制を整えた。
 
ベキシムコ・グループは医療用ガウンやマスクなどの量産体制を整えた=AFP時事
 
レムデシビルの後発薬「ベムシビル」を生産するのは、同グループ傘下の製薬会社。地元の公立病院などにベムシビルを寄付しているほか、6月からナイジェリア、アゼルバイジャン、フィリピン、ベネズエラ、パキスタンなど向けに輸出を開始し、計2万5千瓶を供給している。
 
同社のラブール・レザ最高執行責任者(COO)によると、30カ国から問い合わせや注文が来ており、月8万瓶のベムシビルの生産能力を8月末までに2倍に引き上げる方針だ。
 
レムデシビルは米製薬大手ギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬で、バングラデシュや米国、インドなどのほか、日本でも新型ウイルス治療薬として承認されている。
 
ギリアドはインドの製薬大手シプラやジュビラント・ライフサイエンス、後発薬大手ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ、米後発薬大手のマイランといった複数の企業とライセンス契約を結んでいる。
 
ベキシムコはこうしたライセンス契約を結んでいない。その代わりに、(途上国向けの供給など公共の利益を理由に国が発動を認めれば、特許権者の許可なく第三者が特許技術を使える)世界貿易機関(WTO)の協定で認められている制度を利用している。同社によると、ベムシビルの製造は当局から5月21日に承認されている。
 
これにより、同社は国内の民間医療機関向けのベムシビルの販売価格は1瓶56ドルとレムデシビルより低く設定している。ギリアドが6月末に発表したレムデシビルの価格は米国の民間保険の加入者の場合、6回投与で1人あたり3000ドル(約32万円)を超える。
 
新型コロナの治療に使われる薬の後発薬でベキシムコが手がけているのは、ベムシビルだけではない。新型コロナに対する治療効果が期待され、各国から注目されている抗ウイルス薬「アビガン」や抗マラリア剤「ヒドロキシクロロキン」などの後発薬もすでに商品化している。
 
米国向けに医薬品5種を輸出しているほか、同社の生産拠点は欧州、オーストラリア、カナダなどの医療当局の認証を受けている。ベキシムコ製薬のナズムル・ハッサン社長は、「当社の持つ研究開発力と生産能力をフルに活用してコロナとの闘いに挑んでいる」と語る。同社は3月末までの9カ月間の売上高は前年同期比約13%増の約191億タカ(約240億円)になったとしている。
 
ベキシムコ・グループは1970年代にアーメド・ソハイル・フォズルール・ラーマン氏とサルマン・フォズルール・ラーマン氏が兄弟で創業した貿易会社が前身だ。エネルギー、金融、IT(情報技術)、不動産、メディアなどへと事業の多角化を進めてきた。
 
グループ全体の年商規模は今や14億ドルを超え、従業員は6万5千人に上る。その中でも、ベキシムコ製薬は同グループをけん引する中核企業の一つで、英ロンドン証券取引所の新興市場AIM(エイム)に上場している。
 
新型コロナの感染拡大を契機に、同グループが製薬分野と同様に力を入れているのは、繊維・衣料品事業だ。米小売り大手ターゲットや「ZARA」ブランドを展開するスペインのインディテックスといった欧米のアパレルや小売企業向け衣料品を生産しながらこれまで培ってきた縫製技術を活用し、PPEを生産する新規事業を3月下旬に立ち上げた。
 
3千万ドルを投じて、国内で医療用ガウンやマスクなどを月5千万枚生産する体制を整えた。米連邦緊急事態管理局(FEMA)に納入する洗濯可能な医療用長袖ガウンを米国企業を通じて大量受注し、輸出を始めているという。
 
バングラデシュで確認された新型コロナの累計感染者はすでに20万人を超えている。国内ではベキシムコ以外の複数の製薬会社が新型コロナの治療に使われる薬の後発薬を開発中だ。また、インテリア雑貨を手がけるザベール・アンド・ズバイル織物と衣料品メーカーのAPSグループが新型コロナなどのウイルスを滅菌する新たな繊維を発表するといった動きも出てきている。
 
需要拡大が長期的に続くかどうかは不透明だ。バングラデシュの証券会社、UCBキャピタルマネジメントで調査部門を統括するラジブ・クマール・ダス氏は、「有効なコロナワクチンが開発されれば、(新型コロナ治療薬やPPEなどの)需要は縮小するだろう」と懐疑的な声もある。だが、ベキシムコは米国の需要が当面持続するとみて、ミシガン州やテキサス州に現地企業と共同でPPE工場を設けるなど対米進出の準備を進めている。
 
 

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