こんばんは、中村悦久です。
ブログのアップが一日ずれてしまったため、
昨日のことになるんですが^^;
昨日は接骨院の仕事のあと、
大手町のホテルに移動して、
コーチングのセッションをしてました。
施術&カウンセリングでも、
コーチングでもそうですが、
クライアントの変化や成長がとても嬉しく感じます。
クライアントさんは、
ちょうど5回目のセッション。
(全6回の継続セッションです)
次のセッションでひとまず卒業なので、
どのようになるのか今から楽しみです。
さて、今日は「感情の傷と病気の関係」について話しますね。
「感情の傷」については、
施術&カウンセリングでも、
コーチングセッションでも、
僕は等しく取り扱います。
なぜなら、感情の傷は、
心にとっても、身体にとっても
とても大切なポイントなんです。
さて、今日のタイトルにもありますが、
みなさんは、
どうして「感情の傷が病気になる」と思いますか?
何か、ショックを受けたからでしょうか?
それとも、
辛く悲しい出来事があったからでしょうか?
そですね、これらはきっかけにはなりますね。
ですが、
ショックを受けた人はみんな病気になるのでしょうか?
辛く悲しい出来事があった人は必ず病気になるのでしょうか?
そこには、「感情の傷」の存在が大きく関係します。
「感情の傷」とは何か?の前に、
そもそも、感情ってなんなのでしょうか?
ここから、お話ししていきます。
感情とは、自分の心が感じたものですよね。
そして、人は何かを感じたときに、
それを外に向かって表現します。
それが「情動=心の動き」ですね。
僕は感情(と情動)とは、
「心が感じたことをそのまま素直に表現すること」
つまり感情とは自己主張する為の手段と考えています。
みなさん、赤ちゃんを思い出してみて下さい。
赤ちゃんは言葉を話せませんよね。
言葉で自己主張出来ないってことです。
ですから、「言葉」の代わりに「感情」で自己主張をします。
お腹が減ったら泣くし、
うんちをしたら泣くし、
不安になったら泣くし、
安心したり、嬉しかったら笑うし、
嫌なことには怒ります。
そうやって、自分が感じていることで自己主張する。
つまり、
感情で自分のことを表現するんです。
それが感情表現ですね。
赤ちゃんにとっては、
自己主張する為の唯一の方法ですから、
そこに遠慮は一切ないですよね。
例えば、
接骨院では、ときどき乳幼児を診ることがあります。
それは5歳児までにしかならない「肘内障」という亜脱臼の処置に来るんです。
接骨院に来た段階では、赤ちゃんはギャンギャン大泣きしてます。
ですが、きちんと処置をしてあげるとその瞬間に泣きやむのです。
それこそ、さっきまでの大泣きが嘘のようにです。
このように、言葉で自己主張出来ない赤ちゃんは、
感情表現によって自己主張します。
しかし、この感情表現を抑圧する。
つまり、感情を出すことを我慢するとどうなるのか?
そして、それが辛いことや悲しいことだったのなら、
一体どうなってしまうのか?
感情とは、本来なら感じた瞬間に消え去ります。
なぜかと言うと、
感情とは、自己主張なので感じて表現できたらその役目を終えます。
それは、いつまでも残っている必要がないからです。
しかし、どうしても受け入れがたい感情が生まれ、
そして、それを抑圧した場合どうなるのでしょうか?
その受け入れがたい感情は、
表現されずにいつまでも心の中に消えずに残ります。
受け入れがたいが故に、
「心が感じたことをそのまま素直に表現すること」や
「感情表現や自己主張」が出来ないんですね。
そうしていつまでも自分の中に残り続けたもの。
そうです、それが「感情の傷」になるんです。
「感情の傷」とは、「感情の抑圧」によって生まれます。
そして、感情の傷が癒えずに持ち続けるということは、
ずっと感情も抑圧し続けるということになりますよね。
つまり、傷になった感情を感じないように、
見ないように我慢するんです。
その我慢(抑圧)は、身体にも緊張となって現れてきます。
それは表面的には、身体の痛みや凝りとなったり、
身体が本来持っている機能を文字通り「抑圧」します。
それが、感情の傷が病気になる理由なんです。
身体の問題は心の問題
僕は、接骨院に勤めて、
施術の仕事をするようになって18年になります。
たくさんの人への施術を通して、
「身体だけ」の施術でいいのだろうか?
という疑問がずっとありました。
なぜかというと、
身体に幾度となく施術を繰り返しても、
また同じようになってしまう人たちを見てきたからです。
以前のブログでも書きましたが、
僕自身もその一人でした。
ですから、感情の傷が身体の傷(病気)なのだとしたら、
身体の傷(病気)を癒すには身体だけにアプローチしてもダメなんです。
その根底に、感情の傷があるうちは、
何度でも、何度でも繰り返します。
身体を癒すだけではなく、同時に感情の傷も癒していく。
僕が経験してきたことが、
僕がサポートしていることが、
少しでも、みなさまのお力になれれば幸いです。
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