なにかしら行動していると、
失敗って付きものです。
難しいことほど、
失敗の数も多くなります。
ここで大切になるのが、
失敗を記録すること。
上手くいったことは記録して、
失敗したことを記録しなかったり、
記録したけど、
そのまま放っておくことが多い。
整体・マッサージでの失敗は、
コリが思ったほどほぐれなかった
とか、
痛みが完全に解消できなかった。
とか、
原因が分からなかった。
などになります。
ここで最悪なのが、
なにが失敗なのか分からないこと。
意外にも、
失敗を記録する人って、
少ないんですよね。
そもそも、失敗に気づいていないんです。
その場合、
ほとんど自己満足で終わりかねない。
整体・マッサージの場合って、
お客さんは、ラクになったかどうかを、
直接言ってくれるとは限りません。
「ラクになりましたよ~」
と言ってくれたのに、
二度と来てくれないことは、
多々あります。
これって、
自分の失敗に気づいていないんです。
「まだここが痛いです。。。」
とか、
「まだここのコリが。。。」
と言ってくれる方が、
まだその場で修正しようもありますが、
言ってくれないと、
そのまま二度と来てくれない。。。
なんてことが、ザラなんです。
なのに、
意外にも整体・マッサージ師は、
ここにこだわりがない。
そりゃ、売上も上がらないでしょ?
って話しです。
ここに気づくのが、
失敗を記録することからです。
失敗って、
その場でラクになったかどうか?
を見ることも1つですが、
2回目、3回目と通ってくれるか?
これも失敗かどうかを計る
バロメーターになります。
すると、仮説が出てきます。
最初は、良くなったから、
リピートしない。
説明不足で、良くなってからでも、
通ってもらう説明が出来ていない。
など出てきます。
その中で、
「実は、ラクになっていない。」
が出てきます。
コレを確認するには、
その場で聞き方や確認の仕方を
工夫するしかありません。
例えば、
今日来たときの辛さが10だったとして、
いまはどのくらいまでラクになっていますか?
とか。
これで、2~3くらい残っています。
だと、まだ改善の余地があるわけです。
しかも、この場合の2~3って、
お客さん本人の感覚だから、
2~3残っていても、
「うわぁ~スゴイラクになった!!!」
と言ってくれて、
その後、ずっと通ってくれる人もいれば、
「最初よりは良いけど、まだあるんだよね。。。」
と、2~3残っていることに
不満を持つ方もいます。
どちらが正しいではなく、
これはお客さんの感覚だから、
どちらも正しいわけです。
ここで説明が必要になるんですね。
ここまでたどり着くための
最初の一步が、
「失敗を記録すること」
からです。
その指標になるのが、
来店サイクルだったり、
その場での確認の仕方です。
失敗の原因は
スグに分かることもあれば、
聞かなきゃ分からなかったり、
仮説を立てないと、
確認できなかったりします。
その場で全力を尽くさない限り、
お客さんは二度と来店してくれない!
そう思って、
毎回取り組むことが、
毎回の施術の質を高めます。
さらに失敗を記録することで、
精度はさらに上がり、
質も高まります。
*** 失敗ノートは大切 ***
●失敗を振り返らないと、
見えないことがある。
●失敗の原因を探るには、
仮説を立てないと見つからない。
失敗ノートは仮説を立てる場。
●お客さんは黙ってこなくなるので、
毎回が真剣勝負で、
失敗をその場で見つけないと、
二度と来なくなることを肝に銘じる。
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