イメージしてみる。
今すぐ取り組んでも、 自分が生きている間に 達成出来るかどうか 分からないくらいの目標を立てている。 だから今すぐ、 そして全力で全速力で 取りかかる必要がある。
その目標が、
どんな症状もたちどころに治すこと。
一生を費やしても、
達成出来るかどうか分からない。
いま、私がそのために取り組んでいるのが、
触診の精度を上げること。
スタッフにも教えていることだが、
触診でわかることはかなり多い。
しかし、触診の難しいところは、
同じ所を触っても、
そこで何が起こっているのか
分かる人と分からない人がいること。
今の私が見落としていることが
まだまだあるのだと思っている。
整体では触診・問診・視診が
治療の肝になるが、
その精度を上げるには、
イメージが必要。
イメージを上げるには、
大前提として、
そこに何かがあることを
認識して触ること。
それと、
様々な仮説を立ててから
触診をすることが必須。
なにも分からない状態で
手探りをしても、
なかなか発見には繫がりません。
そこに原因があると言う前提で
探し始めるからこそ、
同じ何かを触っても、
それを違和感と感じます。
触診の技術には段階があり、
最初は、そこにあるモノを
確実に触れること。
例えば、骨や筋肉です。
触れば分かるモノを、
触診で感じ取ること。
次に、直接は触れられないが、
必ずあるモノを感じ取れること。
例えば、内臓や神経や血管
深部を通る筋肉や靱帯など。
硬膜や脳などもそうです。
最後が、正常な状態と比べ、
そこに違いがあることを
感じ取れること。
例えるのが難しいですが、
何かが滞っている感じや、
詰まっている感じなどです。
これらの技術には終わりがありません。
世の中には、
気やエネルギーを触診で感じ取る方もいるし、
見える方もいらっしゃります。
触らずに見て分かる方もいます。
私もこの道20年を超えているので、
普通の人に比べれば、
触診・問診・視診も鋭い方ですが、
まだまだ上はいるし、
限界を超えていません。
この先20年で、
今まで以上に精度を上げるには、
今まで以上に知識を必要とし、
今まで以上にイメージを沢山持ち、
今まで以上に仮説を立て続け、
今まで以上に触診に気を遣う。
これが必須です。
それを毎日、毎回、毎秒繰り返し、
20年経てば、
きっと今見えないことや
今感じ取れないことも、
感じ取れるようになるでしょう。
この2年で、私の触診精度は上がりました。
たった2年で明らかに上がったのは、
知識を得たことと、
イメージが広がった状態で
触り続けたからです。
それでもまだ、
治療技術には満足が出来ずに、
完成の域には遠いと思いますし、
一生かける必要があると思います。
だからこそ、
毎回の瞬間を誰よりも大事にして、
施術に挑んでいます。
今スグ取り組んでも、
その成果は何年先になるか分かりません。
が、今は手に負えなくても、
きっと近い将来見える日が来ます。
それは、お客さんがより喜ぶ日でもあり、
私自身が成長できる瞬間です。
それを楽しみに、
今から全力で取り組みます。
*** 今から始める ***
●今から始めても、
活きている間に達成出来るかどうか
分からないくらいの目標があるから、
スグに取りかからなくてはならない。
●触診・問診・視診は、
知識とイメージが高まることで、
精度も高まる。
●何も無いところからは、
突然のひらめきは無い。
経験を積むことで、
ひらめきの土台も出来上がる。
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