皆さまBonjour
7月1日から、日本からフランスへの入国が可能になりました。
日本から観光でいらっしゃる方・・・いるかな?
来るのは簡単でも、日本に戻る時の検査や待ち時間、2週間の自主隔離がありますから、そう簡単には“いざ!フランスへ!”とはいかないかも知れませんね。。。
フランス・・・特にパリは観光都市ですからね・・・海外からの観光客が戻ってこないと、経営が成り立たないお店がたくさんなんですけどね
でも、現在のフランスは、まだまだ新規感染者数も多いのが現実です。
それでもメディアでコロナの話題が取り上げられる数が激減しているように感じるし、街の人の意識もかなり低下してきているように見受けられます。
店舗によっては入口に除菌アルコールを持った係員がいて、「マスクをして下さい」と言われるところもありますが、マスク無しでも問題無く入店できるところもたくさんです。
そして、屋外でのマスク着用率はものすごく低くなっています。。。。
さて、そんな中、日帰りでシャンティイに行って来ました!
シャンティイは、パリから約30分で行けるお城のある素敵な街
電車の中はもちろんマスク着用が義務です!(車内、顎マスクの方がほとんどでしたが💦)
↑このマスク、異常に大きくて、油断すると下から目に刺さるのですが、それは私の鼻が低いから、らしい
なぜなら、私より小顔なのに夫のマスクはパツパツ・・・💦
さて、この日乗った電車では45分ほどの乗車で到着~
最寄り駅に到着するとすぐに現れる森を抜けて、まずはシャンティイの街で腹ごしらえ
テキトーに入ったビストロですが、ここが当たりでしたー
店内も可愛くて、店員さんも親切でした
前菜は、ブリーチーズのカリカリ揚げ
メインは大好きなラムのグリルをチョイス
こちらではデザートをパスして、いざシャンティイ城へ~
城内には膨大なコレクションを収蔵するコンデ美術館があります。
こちらは、ジェルとマスクが義務です!
広い城内の壁一面にコレクションが飾られていますが、その中でも私のアンテナの精度はビンビンですよ
先週からなぜかハマってリピートしまくっている、チャイコフスキー作曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」。
そのモチーフである絵をしっかり発見しました!!
小さい絵で端っこの方に展示してあったんだけど、その部屋に入った瞬間に見つけました。
ブラボー!私
美術館を1時間ほどまわった後は、ル・ノートル設計の庭園を抜けて・・・・
はああ~癒される
ロックダウン中、ずっとこういう森の中の静かな小川に来たかったんです。
森を抜けて、 「Hameau」と呼ばれる、小さな集落へ。
お城の敷地内に作った、田舎のお家・・・ヴェルサイユでいう“プチ・トリアノン”みたいな感じでしょうか。
お目当ては、ここにあるレストラン
ここで、クレーム・シャンティイというホイップクリームを食べるのが、この旅の目的の1つでしたーー
そう。名前になっているぐらいなので、この地が発祥のクリームです。
1784年に、このレストランで開かれたあるパーティーの席で提供されたクリームこそが、この“クレーム・シャンティイ”
今でも当時と同じクリームが味わえると聞いて、以前から食べてみたかったのです~♪
クレーム・シャンティイを使用したデザートはいくつかありましたが、私は『苺のクレーム・シャンティイ添え』をチョイス。
お皿にドカン!と盛られた苺ちゃんとクリーム。
この飾り気の無い、素直な感じが好き(笑)
美味しい~~
苺の甘酸っぱさと、クリームの濃厚さのバランスが最高!
アイスにしようかと悩んだけど、苺ちゃんで正解でした。ブラボー!私!
クレーム・シャンティイは、生クリームというよりクロテッドクリームに近い感じ。
生クリームとバターの中間のような色とテクスチャーで、そこにバニラの風味がほんのり
ロケーションも素敵で、芝生のお庭の横に小川、そして昔の民家風の建物(こちらもレストランとして利用可能のよう)を眺めながらいただきました。
美味しく目的達成で、お口もお腹も、心も大満足
来た道を戻り、大厩舎をまわり、普通はここで、「さて、帰りますか」なのですが・・・・
私には、もう1つの目的がありました。
シャンティイ城の最寄り駅と、もう1つ手前の駅の間ぐらいにある、その目的地。
私は、Uberでも利用しようかと考えていたのですが、地図を見た夫が、
「ここから2キロぐらいだから歩いていけるよ。
森の中をゆっくり散歩しながら行ってみよう
30分ぐらいで着くよ。」
と・・・・・・・
そして私達は、シャンティイ城を離れ、次の目的地に向かって森の小道に足を踏み入れました。
はい。皆さまのご期待通り(笑)、
30分では到着しませんでした
なんといっても道が分かりづらい💦そして、道が“馬専用”で、砂になっていて歩きづらい💦
途中、道を間違えたことに気づき、戻るのが面倒で森の中を突っ切ってみたり
まあ、着いてしまえばちょっとしたサバイバー気分で面白かったけど(笑)
結局、2時間歩きました
そして到着したのがこちら~~
「 Château de la Reine Blanche」 直訳すると「白い女王の城」かな
1350年にブランシュ・ド・バナールによって建築された城、という伝説が名前の由来のようです。
1825年にコンデ家の所有となり、狩猟時の出発または到着時に使用されていたということです。
ま~こういう歴史ある古い建物が当たり前に残っているのがフランスのすごいところ
そして、現在は結婚式等のパーティー会場として普通に貸し出しされているというのも、またすごい
私がこちらに来たかった理由。。。。
続きはwebで、じゃなくて、次回のブログで~
本日もお越しいただき、ありがとうございました