最近のパリavecコロナ | 凛々かる生活 in パリ

凛々かる生活 in パリ

凛として、そして軽やかに♪
原始反射統合+クラシックバレエによる【4Bムーブメント】や、強みと資質を読み解く【クリフトンストレングスセッション】等をパリから提供しているSurrusca 亜伊子のリリカルな、そしてちょっとマニアックなパリ統合生活をお伝えするブログです

みなさん,Bonjourフランス

 

只今のBGMは・・・・J.S.バッハ作曲「ゴールドベルク変奏曲」

この曲と言えば!の、グレン・グールド演奏で♪

グールドの鼻歌も、ピアノと一緒に録音されています!

鼻歌じゃなくて、ハミング?笑い泣き

私には、グールドが天界と交信しながら演奏しているように聴こえますラブ

音楽聴きたいけど、ちょっと耳も脳も疲れてるな~って時は、この曲がすごいおススメです。

ちょっと魂持って行かれるような気持ちよさが味わえますラブラブ

 

赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇

さて、本日のお題。

 

プライベートでも、ブログでのメッセージでも、

 

最近のパリのコロナはどう?

 

というご質問をいただきます。

 

というわけで、今日は“私が見て、思う、最近のパリavecコロナ”について書こうと思います。

 

6月20(土)午後の時点でのコロナウイルス感染者数   

160,093名(+641)

 

最近はフランスのテレビニュースでも、コロナ以外の話題も出て来るようになりましてね。

このような、新規感染者数の数字をあまり目にしなくなったような気がするのですが、

まだまだ1日に600人以上もの新規感染者が出ているんですよね💦

 

フランスは、3月17日にいわゆるロックダウンが始まり、

スーパーや食料品店などの生活必需品以外の店舗は全て休業。

罰則付きの外出制限で、許可書を持たなければ自由に外へ出ることが出来ませんでした。

散歩やジョギングなどの軽い運動も、1時間/1キロ以内という制限付きでした。

 

この外出制限が緩和されたのが55日後の5月11日。

 

とはいえ、パリはまだまだ危険ゾーン注意と言われ、夫も息子も在宅の日々が続き。

100キロ以内の移動制限有り、飲食店が休業継続・・・・・

 

結局、ロックダウン中とほとんど変わらない生活が続いて来ました。

 

6月2日に次の緩和がスタート。

パリでは飲食店のテラス席のみ営業が可能になりました。

この辺りから、少しずつ行動範囲が広がり始め、私も自宅に友人が遊びに来たり、

カフェのテラス席でお茶したり・・・と、少しずつ日常が戻り始めたような気持ちになっていきました。

 

次の緩和は6月22日・・・のつもりでいました。

飲食店の皆さんも、22日から営業再開の準備をしていました。

学校は、小学校と中学1,2年生はすでに再開していましたが、

登校義務でなく授業を行っていない学校も多くありました。

うちの息子は中4(フランスの中学は4年制)で、

もう登校しないまま卒業なのだと思っていました。

学校側からも

「今年は中学卒業試験も中止!授業も無し!教科書の返却する日だけは来てね!」と、連絡が来ていたんです。

 

それが、6月14日のマクロン大統領のテレビ演説にて

 

明日(15日)からレストランも再開していいよ~

幼稚園~中学校も22日から全学年再開するよ!

授業もやるよ!これ、義務だからね!

 

・・・・・て・・・・え~~~💦

 

まだまだ新規感染者もいる中で、こんな慌てて解除しちゃって大丈夫なんだろうかガーン

 

と、思ったのは私だけじゃないはず。

 

もちろん、早く営業再開しないと大変な方達がいるのは重々承知しています。

経済を回さなくちゃいけないことも。

 

でも、あまり急ぎ過ぎて、結局また・・・なんてことにならないよう。

あの辛かった外出制限55日間が、無駄にならないことを祈るばかり。

 

と、思っているのも私だけじゃないはず・・・・なんだけど、

 

昨日ちょっとパリの真ん中まで行ったら、

みなさんテラス席に密で集まってワイワイ楽しんでいるし

(↑一応、テーブル感覚1mという決まりがあるけど、みんな椅子引いて座ったら全然意味無いという)、

デモはやってるし、

メトロ内も一席ずつ空けるルールなんて守ってないし。

 

途中でマダムに道聞かれたんだけど、

マスクしてないまま私に近づいてきて、

めっちゃ大きい声で話しかけて来て滝汗

私がスマホ出して調べようとしたら、

勝手に画面触ってズームしちゃうし滝汗

 

私もそんなに細かい性格じゃない・・・いや、むしろ大雑把な方だけど。

 

でも、なんていうか、フランス人の意識の低さを痛感した出来事でした。はい。

 

結局、マダムは道を一本間違えていたことが判明し、

ご機嫌で「ありがと~ドキドキ 良い午後を~」と、

私の顔の目の前で言って去って行きました・・・チーン

 

と、まあ、そんなわけで、

明日からのパリは、また緩和が進みます。

義務教育の全学年再開、

ジム再開、

スポーツの試合などのイベントは5000人以内の規模まで可能、

映画館や劇場の再開、

キャンプ場・ビーチの再開、

EU諸国との出入りも段階的に解除されていきます・・・・

 

ああ、こう書き出すと、

もしやフランス、夏のバカンスに間に合わせるために

緩和のスケジュールを進めているんじゃなかろうか?

 

・・・・・本気でそんな気がしてきました・・・フランスならやりかねない滝汗

 

フランス人にとって夏のバカンスは必要不可欠!

 

それは分かっているけどねショボーン

 

ちなみに、ずーーーーっとほぼ自宅待機で家にいる夫ですが、夏にちゃんと2週間の休暇があります。

冗談みたいな本当の話爆  笑

そして、学校も例年通り、きっちり2か月の夏休み。

 

一応、明日から息子は登校再開。

といっても7/1までで、中4の息子はそれで中学校卒業です。

 

8日間だけの登校・・・意味ある?これ滝汗

元々卒業式があるわけじゃなし、卒業試験も中止だし、、、

生徒達も先生達もモチベーション上がらない8日間になるのが目に見える。

 

とはいえ、大統領から“義務”とのお達しですからね。

それに、私も久しぶりに息子のいない日中の時間が取れるという事で、

ちょっと嬉しかったりもしています爆  笑

 

これまではちょこっと外出するだけだったから、

家族全員が私お手製の布マスクを使って来ましたが、

息子はメトロ通学で校内でも着用義務ということなので、

いよいよマスク買いましたよーーー!

 

最初に薬局で見たのは、50枚入り39.90€(約¥5.000)

思わず「高っ!」と1人でつぶやいてしまったら、

近くにいたマダムが『向こうの〇〇ってスーパーならもう少し安いのがあるわよ』と教えてくれました。

(こういう他人との距離感が近い、ちょっと昭和的な人情の残っているのがフランスの良いところだったりします)

 

教えてもらったスーパーに行くと、50枚入り25€のマスクがありました。

う~ん・・・それでも¥3.000・・・これって高いですよね?

 

と、まあ、現在のパリは(私は)こんな感じです。

今日、夏至を迎えて、明日からは一気に熱くなるという予報です。

週真ん中ぐらいからは30℃越えとかメラメラ

 

みんな更にマスクしなくなるだろうし、

街に更に人が出て、

テラスで集まって大騒ぎ・・・・ああ、目に浮かぶ。

・・・と言う私も、お友達とランチに行く約束しちゃいましたがてへぺろ

 

色々言っても、今私が暮らしているのはここだという事実。

嘆いてばかりもいられないし、

しっかり自衛して、出来る息抜きはしっかりして生きて行きますよチョキ