こころ・からだ・スピリット3つの側面からホリスティックにケアサポート

あなた本来の力を引き出す


心理セラピスト やまがみなお です

札幌・江別・近郊を中心に活動。



思春期〜シニア世代までの成人の方を対象に心理カウンセリングや自律神経の調整タッチセラピーなどを行っています。個人セッションのほか、家族や親子、カップルでのセッションも可能です。

※心理カウンセリングはオンラインも可(ご相談ください)


【主な相談内容】

不登校・起立性調節障害・HSP.HSCなどの感覚過敏・子育ての悩み・子どもの闘病・小児がん・夫婦関係・家族関係・生きづらさ・愛着障害・虐待・不適切養育・アダルトチルドレン・トラウマ・自身との向き合い・心の不調・原因不明の体の不調・自律神経系の不調・うつ・ご自身の病気 など


【カウンセリングやセラピー以外にできること】

・感覚プロファイル検査  

・WISC-Ⅳ検査

・うつ尺度の仮診断検査

・思春期について知る勉強会(不定期またはリクエスト開催)

・その他各種勉強会

・不登校の子を持つ親の会(不定期) 


安心安全なカウンセリングやセラピーを行うセラピストであり続けるために、私自身も、自分癒しと学びを継続しています。

辛さや苦しさ、悩みがあることは決してネガティブなことではありません。信頼できる安全なセラピスト(専門家)と出会うことが、あなたの癒しに繋がることを感じていただけたら幸いです。

ひとりで抱えず、ぜひ繋がりましょう。



小児がんを経験した子どもやきょうだい、

またはその家族、特にママへのケアやサポートの重要性について、

改めて考えさせられています。


今後は、子どもが病気のご家族向けに

こういった内容の発信も増えていくと思います。



小児がん経験者とその家族へのサポートは

私が力を入れていきたいことの一つです。




我が家も、


長男が10歳の時に白血病を経験している

当事者だからです。


あれから6年という時を経て

ようやく、息子本来の元気を取り戻しつつあります。



病気がわかったその日から闘病生活は始まりました。


長い入院治療を経たあと

無事に退院し、


維持療法と言われる治療を続けながら


やっとやっと、少しずつ

元の日常へ戻りつつあったある日


再発し、

また長い入院生活を強いられた経験があります。



文にするのはとっても簡単ですが



子どもが命に関わる病気になる、


ということには


沢山の喪失や苦悩、

辛さ、苦しさ がつきまとうことを

忘れてはいけませんし、


本来、ないことにはできないようなことを


無いことにしていないと

やっていられない…ということが


本当に沢山あります。



そうしないと、目の前に起きてることに

向き合えないからです。

こなせないからです。



辛さ、悲しみ、苦しみ、怒り、絶望感

周りに対するブラックな本音

などなど


一見ネガティブと言われるような感情は

押し殺すのが


ある意味普通になってしまう。



本当はあって当たり前

感じて当たり前の感情を


無いことに…無いことに…


そうやってなんとか


子どもの闘病に向き合ってる親御さんが

沢山いるんですよね。



日本の医療では


まだまだ、

こういったメンタルのケアの必要性が重要視されていないのが実情かもしれません。


単に、そういったところまで

人手がまわらないのかもしれないし


必要なこととして

まだまだ行き届いていないだけかもしれませんが


病気になった本人のみならず


その家族へも、


同じくらいの、いや、それ以上の

ケアやサポートが必要であると

私は思っています。



私自身、一応経験者として感じていたことを

書かせていただくと


息子の闘病中は


いつも、


心置き去り感を感じていました。


世間とも、全く違う世界を生きているような


ひとりじゃないのに、孤立しているかのような…



これは、私自身のことを言うと


元を辿れば

私自身に元々コミュニティ障害があり


苦しさを誰かと共有したり

話し合いをしたり

支えてもらうためのSOSを出すというコミュニケーションが自分には備わっていなかった…

というのが

影響していた、ということもあったのですが



本当の本当は

心の内にある

感じたくない辛く苦しいものを


どこにも、吐き出せる場がなかったんですね…


どんな親御さんも皆

我が子に辛い思いをさせまい!と

精一杯、一生懸命に看病をしています。


そんな中で

だれかれ構わず吐き出す訳にもいかないし


叫ぶことも泣くこともできずにいました。



あの時


安全な信頼できる専門家に

近くにいて欲しかった…


ただただ、想いと感情を吐き出せる場が欲しかった…


と思い返しています。


私のように、

自分に何か問題があろうがなかろうが


自分の感情を置き去りにして

押し殺す、というのは


その時はなんとかなっても


後々に様々な影響があります。


それくらい、大変で

本当は辛いものです。


もちろん、親だけでなく、

患者本人もそうだし

忘れてはいけないのが、きょうだいも、です。



幸いにも、私には

今の学びの恩師でもある心理セラピストに出会えたという幸運がありました。


たった1人のこのセラピストに出会えたことが


私を救ってくれて


今の私があるのです。


腹に溜まった黒いものも


この人の前でなら出してもいいんだ…と感じられた時


私の中の何かが静かにほどけて、


自分のままでいいのだ、と思えて


新たな気持ちでまた

我が子の闘病に向き合う力が湧いたのでした。




だから、私も、そんなセラピストになりたくて


学びを始めました。



息子の闘病がきっかけとなり

結果的に今の自分に繋がっているわけですが


私の場合は

息子の病気がどうこういう以前に

元々、私自身が持っていた問題が

息子の病気を機に表面化しただけ、ということでもあります。


でも、それを機に自分と向き合うきっかけになったことは


今は


とても意味あることだったのだと、

感謝しかないのです。




あくまでも、


”いま”だからこそ


こんな風に語れていますが



今まさに


子どもが闘病の最中にいたり


治療後になかなか普通の日常に戻れず


学校に思うように通えない、とか

完全に不登校になってしまった、とか


あるいは、友人関係で孤立してしまったとか


いつも調子が良くない我が子を見ていて

心配でたまらない とか


そんな我が子を見てイライラしてしまう自分を責めてしまう方もおられるかもしれません。

(これは少し前の私のことですニヤリ)


一つ良い方向に進んだかと思えば、また後退してしまう、とか


いつまで経っても

暗いトンネルの中にいて光が見えてこない感じは闘病には、意外とあるあるだったりしますね。


こういった悶々としたものを抱えてしまうのは

ある意味当然のことです。


それくらい、

我が子が病気になる、ということは

大変なことなのです。


ですから


いま、

少しでも、


どうしようもなく辛い苦しいがあるのなら


もう、ひとりで抱えずに

ぜひ専門家に繋がって欲しいなぁと思います。



 

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