今日は「現在価値」のお話です。
正直、不動産投資の分析で「現在価値」まで計算すると、ちょっとだけプロの領域に突入かなとか思っています。機関投資家・不動産投資家は100%この現在価値を計算していています。ちょっと長くなるので何回かに分けて書いてみたいと思います。
そもそも、「現在価値」ってなんでしょう?
不動産投資の場合、家賃収入が毎月入ってきます。それを年換算して年収として物件概要とかに書かれています。そこで、1年後の予想収入が100万円とします。1年後の家賃収入100万円って、今日の価値に換算するといくらになるのでしょうか??
金庫に100万円入れていれば、今日の100万円=1年後の100万円になります。当然と言えば当然です。だって、金庫の中では1年後お金は増えていないですよね♪
私たちの生活の中で、お金を金庫やタンスや財布に入れていないかぎり、銀行に預けているのが一般的です。そうなると、少しでも利息が付きます。また、アクティブな方は投資信託を買ったりして配当を得ています。
この利息や配当でお金を運用しているというのが、「現在価値」の出発点です。
1年後の100万円の「現在価値」を計算しましょう!
利率1%(=R)のすごく利率の良い1年物の定期預金にお金を預けていて1年後の100万円の現在価値を計算してみましょう。簡単です。
現在価値(PV)=100万円×1/(1+1%)=990,099円です。
いま(現在価値)990,099円を1%の定期預金に預けると1年後100万円になるという事で、1年後の100万円の価値は、今日は990,099円です。
上のRは割引率と言います。見ての通り、Rが大きくなれば分母が大きくなり、現在価値は低くなります。短期の定期預金は安全な運用方法という事でR(割引率)は低いですが、不動産投資のRはどんなでしょう??
このRはDiscount Rateと言われ、そのRの設定はいろいろと見解が分かれるところですが、次回は不動産投資の目線からDiscout Rateを考察しましょう。当社アールイー・ラボという社名と掛けて、R(アール)の研究という事で・・・♪