こんにちは。 えりこです。



昨日の続きです。


テレビをゆっくり観られなかったワケ(1)




「テレビ ゆっくり観ていていいよ」


って言われているのに

落ち着いて観ることが出来なかった



その理由は母でした。




母がそばに来たり

母の気配を感じる時


私はすごーく落ち着かない気持ちになったの。





子供の頃を思い返すと…



いつも忙しそうにパタパタ動いていた母は

テレビを観ている私のそばを通る時

私が座っている時 

私が休んでいる時なんかも


なにかひと言 

叫んでいたイメージがあるのです。



「あ~ 忙しいビックリマーク

「もうこんな時間じゃない汗

「まだアレもやらなきゃDASH!

「いつまでテレビ観てるのむかっ

「えりこ コレやっといて!!



こっちの事情はお構いなしに

自分の言いたいことを

口から撃ち放ち 去って行く。


言いつけられたことをやらないと

何度もマシンガン攻撃は続く。




どうやら
この攻撃が体に染みついていたようで 

母の気配を察知すると


「きっと また何か言われるあせる


と身構え 知らず知らず 

防御体制を取るようになっていた


んだろうな。




「ゆっくりテレビを観ていてはいけない」

「ひとりだけ休んでいてはいけない」

「忙しく動いていないとダメ」


なんていうマイルールも

知らず 知らず

こうして根付いたのかもしれません。



だから段々 母に何か言われる前に

自分からやろうとしたり

台所に母がいると 

手伝わなければいけないような…


そんな気持ちになっていたんだと思う。



うるさくマシンガン攻撃を受け続けるより

その方が良かったから。




1人の時 他に誰もいない時は

ゆっくりテレビを観れても

人の気配を感じると


「なにかしていなきゃびっくり


ってなってた気がする。



たまに1人の時も

なぜかよくわからない緊張感を感じて

身体がこわばることがあったけど


そう 同じ感じ。


これだったんだ!




専業主婦で働いてなかった私が

PTAや子ども会の役員や係を無理してでも

率先してこなそうとしていたのも 

そう考えると 納得。

 


責任を持って! 

自分が!


とがんばってしてしまったのは


父の影響だ と思っていたけれど

母の影響も こんなにあったんだビックリ

 



。 。 


。 。 。 


 


頭で覚えていなくても

身体はちゃんと記憶してる叫び


誰かがいると

何かしていないと

責められるように(攻撃されるように)

感じて動いていたのは


「近くにいる人に母を重ねていたから


だったみたいです。



勝手にね^^;




この日 

台所にいる母の気配を横目に

私はゆっくりテレビを観てみました。



夕飯の支度 

いつもは手伝うのだけれど


「手伝おうか?」


と言うのはやめて

母に全部任せてみた。



時々 気になったけど

なんだ 大丈夫(^^)v




映画を観終わった頃

ちょうどご飯も出来上がり。


食後の片付けは手伝ったのだけど

母に言われるのがイヤだから

と相手基準でするんじゃなく


してもいいし 

しなくてもいい


その選択肢の中から

自分で「手伝う」を選んだら

なんとなく優しい気持ちで 

お皿 洗えました。




夜 父と2人の時に


「落ち着いてテレビが観られなかった」


この一連のことを話したら


「えりこも そう感じるか」 と。



父も長いこと 

母に対して同じ思いをしていたみたい。



「座っていても テレビを観ていても

 ばぁばになにか言いつけられるような気がして

 ゆっくり休んだ気がしなかった」


んだって。


 

この時 父とゆっくり話をして 

時を遡り こうした色々な出来事が

 

父と母 お互いの家庭環境に関わっていることが

結びついていきました。




~ つづく ~




テレビをゆっくり観られなかったワケ(3)







(赤)ジプシーカード 42 Soldier 兵士



戦う 守る 責める 立ち向かう

 

 

ずっとがんばってきましたね


誰かに負けないように   自分を守るために

身構えて 緊張を保ち よく戦いました

 

外に向けて戦ってきた と思うかもしれませんが

あなたの中にある気持ちと戦ってきた部分もありますね

 

もう  敵はいません

自分も人も責めようとしなくて大丈夫

 

これからは 力を抜いてリラックスしていきましょう