浦安のベビーマッサージ教室 リラリラ です
先月、詩人・エッセイストである 浜文子先生の講演が浦安市文化会館
で開催され、息子の運動会後バタバタと行ってきました
講演は、日本助産師学会の主催で、来られている方も助産師さんが多数で、
知り合いの助産師さん二人にも遭遇しました
浜先生は育児や母子関連の執筆や講演が多数あり、まだ息子が小さい時に
先生の文章を読んだことがあります
「抱きなさい 子を」
抱きしめなさい 子を
育児書を閉じ
子育てセミナーを欠席し
抱きしめなさい 子を
誰にも遠慮せず あなたの子を
しっかりと 抱きしめなさい
抱きしめなさい 子を
母の膝が 子供の愁い(うれい)の
すべてを除く その時代(とき)に
いつか母の膝は 子の悲しみに近づけない
日がやって来る
やがて母の手が 子の涙を拭いてやれない
日が訪れる
きっと来る その日
子が涙を拭う手に
柔らかな記憶の手が重なるように
痛む子の心が
温かな思い出の膝に包まれるように
母よ 抱きしめなさい 子を
もう何もしてやれない日のために
抱きしめる手が 子の未来に届くよう
幾度も 幾度も
抱きしめなさい
母たちよ
やがて別れる者として
あなたの子を
しっかり胸に 抱きなさい
********「母になったあなたに贈る言葉」所収 清流出版
素敵な詩ですね
子育ての原点のように感じました
浜先生が実際にこの詩を読んでくださいましたが 涙されてる方もいました
浜先生は穏やかで優しい雰囲気をお持ちの方で 声と話し方もとても柔らか
講演は子育て中のママ達にエールを送るようなお話で
私たちをを楽にしてくれる内容でした
浜先生のユーモア溢れるお話に 会場にはたびたび笑い声も・・・
浜先生がお話された中で、何度もおっしゃっていたこと、
私が心に残ったことを書きたいと思います
●いつか離れるんだこの子 と思うと目の前の子育てが変わる
子が抱っこという間は、ひしと抱いてあげる
小さいうちにしっかり抱いた感触を覚えていると 思春期反抗期も大丈夫
そして67歳になられた先生は、あと何年この子と会えるんだろうと思うように
なったそうです
●我が子の専門家は 自分である
今のお母さん方は情報が多すぎて大変
いい事もあるが余計な不安になる情報もあり、神経を尖らせている
以前 育児に関するTV番組で子育て経験のない出演者が お母さんを
批判していたのにびっくりした
大学の研究室で生まれたような、専門家が書いた育児書通りにしても
いい子に育つかはわからない
●理論で子供は育たない、情がとても大事
育児には時代の移り変わりと共にはやりすたりがある
先生の育児中、抱かない あやさない 話しかけない というのが流行った
自立させるため、転んでもすぐに抱き上げないなど・・
でも子供が泣いてる時、痛かったねーと抱き上げてこそ情が生まれる
●お産というものにはショックがあるのが当たり前
最近、産後うつ病チェックというものが推奨されて行う自治体もある
うつ病と認定されてしまうと、薬が出る、母乳に出るので母乳とめられる
何年も飲んでると、次の子供が欲しくてもダメと言われたりする
誰もその後の人生にまで責任を取ってくれない
自分の身体から一人の人間が誕生したんだという気持ちが母の心に
満ちるまで1ヶ月2ヶ月待ってほしい
出産経験のない学者などの言葉に惑わされない
周りのはげまし ねぎらい 包容力で大丈夫
●本気のエネルギーしか子供には伝わらない
怒るのではなく叱る というような本を読んでる場合ではない
ここで叱らなければという場面では、思いっきりその場で叱る
すごいと思ったときには、思いっきり誉めてあげる
●理想の母親にならなくていい、一生かけて親になればいい
どんなお母さんでもハナマル、こどもはみんなお母さんが大好きだから
講演は、子連れ参加も可能でした。(私はありがたく主人に見てもらいましたが)
また、子供は泣くもの、走るものだから、もし騒いでも退席しないで大丈夫と
温かいお言葉でした
浜文子先生の本、多数あるので読んでみようと思います

主な著書
「母の時間(とき)」 グランまま社
「浜 文子の育母書」 メディカ出版
「子どもの心を開く大切な言葉」 河出書房新社
「祝・育児」 小学館
「母になったあなたに贈る言葉」 清流出版
「信じる力 生きる力」 小学館クリエイティブ
「母であるという幸せ」 PHP出版