あなたの前世は・・・
大事なものはめんどくさい
あさやけーの光の中に立つ影はミラーマン
昨日ちょっと夜桜見物に行ってきたんですが
山寺なんですが
桜は見事で綺麗でした
ところが、私は山寺の山門を出る時に敷居を踏んでしまいました
これはマナーによると踏んではいけないものをだそうです
しかしながら
皆さんもよくご存知だと思うんですが
あの、山門の敷居というのは
高くて幅が広くて、
そう簡単にはまたげません
特に私のような年配者の女性は足元がヨロヨロしてしまって
なかなか厳しいです
なので転ぶぐらいなら
踏ませていただいた方が
良かったんじゃないかなあ
と思っています
仏様もわかってくださると思います
初めからマナー違反だと知ってて踏んだわけではないんです
私が敷居を
よろよろとやっとのことで
出たところ
後ろから来たカップルの女性の方に敷居は踏んではいけないと私に聞こえるように
言われました
私は知らなかったので
あー、そうなのかと思ったぐらいで、別にマウンティングされたとか腹が立ったとかそういうこともなかったです
その時点でも無理して転ぶぐらいなら転ばないように
踏んで出るのも仕方ないなと思っています
しかし、今度行った場合はマナーを知っているわけですから、なんとか山門につまりながらも踏まないようにまたいで
出たいと思っています
あの女性はどうしてあんな風に私に聞こえるように嫌味を言ったのでしょうか
若い男の子にも同じようなことを言ったでしょうか
どう見ても私は1人歩きの年配の女性であるわけで
それはやはり弱いものいじめではないでしょうか
でも普通の人ならば
心の中で思っただけで
わざわざ口には出さないでしょう
もし、言いたかったら
私と離れてから
相手の人にこっそり言えはいいのではないでしょうか
やはり何か自分の方が知っている。知らない人に教えてやりたいというような、そういう気持ちがわき上がったのでしょう
しかし、その人も年配になって山寺を訪れた時
この敷居、高くてまたぎづらいなあと思う時が来るでしょう
その時に
私は若い時、嫌みったらしいこと言ってたなーって
思いはいいと思います
まあ、ちらっと見ただけですけど見た感じ
頭の良さそうなカップルではありませんでした
ちょっと田舎の人みたいな感じでした
頭のいい人は、
思ったことをすぐに口には出しません
どうか皆さん、見ず知らずの年配者を静かに見守って
あげてくださいね
Have a nice day