映画を見ました

とても素晴らしい映画でした

じっくり見ました

昭和初期が舞台のまあ、ちょっと今では歴史上の物語みたいな感じになっちゃってるのかな?しかしながら

私としてはまだまだ昭和の香りが漂っていた頃

子供時代を過ごしたので

ふとした懐かしい

思いも甦りました

次郎のお父さんは

全くいい人で

人格者と言うか

しっかりと子供に教えを説くことができる立派な大人です

けれどこのお父さんは

人の借金の保証人になって

その人に裏切られて

一家没落破産してしまいます

これはいかがなものでしょうか

いくら立派な人格者でも

人の借金に首を突っ込んで

またまたその人が裏切られて代々続いた家を破産させてしまうというのは

許し難いことなのではないでしょうか

もうどうしようもないことじゃと言って

また出直せばいいと言って

弱気を見せず働いています

借金の保証人になった時からある程度を覚悟していたということでしょうか

よく分かりません

代々続いた家を潰してしまうのですから

人の借金の保証人にはならないでもらいたかったです

と思うのは良くないことでしょうか

お父さんの行動にケチをつけるようなことは

女家族としてはやってはいけないことなのでしょうか

よく分かりません

そして、お母さんが胸の病で亡くなってしまいます

お母さんは嫁ぎ先が破産して

実家に戻って療養しています

しかし容態は悪くなる。一方でもう先が長くない

そんな状態になりました

でも、お母さんの顔は別人のように優しくなりました

そしてお母さんは

今が一番幸せだと言います

病気でもう死んでいくのにどうして今が一番幸せなのでしょうか

皆さんはどう思われますか


もう一人の登場人物、この家のおばあさんです

次郎の祖母です

お母さんのお姑さんです

この人は大変意地悪に描かれています

次郎もこのおばあさんには懐いていません

でも私はこのおばあさんの身の上にも心を寄せてしまいます

家や男の言いなりになって生きてきた女性です

体の弱い嫁

人の借金の保証人になって家を潰してしまった息子

このおばあさんからすると

自分の人生は何だったのか

人に優しくなんてしていられませんよ

意地悪したり文句を言ったり

本音を言うことでなんとか

精神保ってるんじゃないでしょうか

次郎も少しは人の気持ちをわかるようになってほしいです

子供だからって

大人にも色々あるんだ

と感じて欲しいですね

そもそも人格者で人のいい。お父さん、病弱で根は優しいお母さん…

つまり、次郎の聞き分けのない気質はおばあさん譲りなのではないでしょうか

おばあさんと次郎は似た者同士なので、そりが合わなかったのではないでしょうか

同類嫌悪?


皆さんは熊本弁と佐賀弁の違いが分かりますか

Have a nice day





 

 

 

 

 

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