認知症と戦う老人
介護職に転職してからいろいろと学ぶことがあります自分の成長につなげていきたいと思ってます。認知症と戦う老人認知症そんなに珍しいものでもありませんほとんどの方が5分も前のことを覚えてない方ばかりですそんな中でも認知症でありながら日々戦い元気に自立しておられる方がいますただ、不安になるといつも決まって同じ言葉が出ます「帰りたい・・・」「何でここにいるんかな・・・」「家は大丈夫かな・・」「何したらいいんかな・・・」「もうボケてるわ。あかんなぁ・・・」「死にたい・・・」自分がもし同じ立場になったら・・・戦うことが出来るのかな。5分前の事を忘れてしまうそんな現実と立ち向かえるのかな。この老人の顔が曇る度に・・・そう思うただ・・・出来ないこともないそう感じることもある老人「もうあかんわぁ・・・」自分「どうされました??」老人「ボケてるわ・・・。死にたいわ・・・。薬ない・・??」自分「そんな薬ありません」自分「○○さん、いまおいくつですか??」老人「80歳くらいかなぁ・・・」自分「もう今年で90際になりましたよ」老人「もうそんななるんかぁ・・・。ボケてしもてあかんなぁ」自分「90歳ですからね。仕方ないですよ」老人「・・・。」自分「でも、すごいですよね!90歳でも自分でご飯食べれるし、自分で立って歩けるんですもん」自分「ここにはね、いろんな人がおられます。自分で食べれない方も立てない方も」老人「へぇ~」自分「そう考えたら、すごいですよね!○○さんまだまだ頑張れますよ!」自分「大丈夫です。○○さんが覚えていなくても、自分が覚えてます。一緒に頑張りましょう!」老人「そうかぁ・・・頑張らなあかんな。頼りにしてるよ。」手を握って「ね!」と言ってあげると・・・老人「頑張るぞー!」力強く握り返してくれました。この5分後には忘れている会話かもしれないけれど・・・それでも、その場の不安くらい取り除いてあげたい・・・。そう思った。結果にはびっくりしました。しばらくすると・・・○○さんが近づいてきて少し・・・あー・・・ダメやったかー。残念・・・と思った時でした。力強い声と今日一番の笑顔で老人「お名前お伺いして良いですか?」3分の1しか生きていない自分に敬語でそれはそれはびっくりしました。別にお礼とかそんな感謝される為にしているわけじゃありません。ただ少しでも気持ちを理解し、和らげる事が出来たらと・・・そう思います。自分の言葉がどれだけ影響力があるかなんてわかりませんそれでも、懸命に生きる人を応援したいと思いますこれは仕事ではありません。自分にしか・・・出来ない事です。