こんにちは、大井です。
さる2月19日、日本青年館ホールで開催された古川雄大さんのコンサートに行ってまいりました。
古川雄大 The Greatest Concert vol.2 -A Musical Journey-
古川くんのコンサート(通称グレコン)は、一昨年チケットを取れましたが残念ながらコロナ感染で直前に全公演中止。そして昨年のVol.1は4月上旬という繁忙期ゆえスケジュールが合わず断念(後に発売されたコンサートBlu-rayは授業の補講イベントでも活用)。そして今回ようやく会場に足を運ぶことができました。
チケットは全日程とも即完売とのことでしたが、運よく抽選で昆夏美さんのゲスト回を入手することができました。
最初のダンス
会場ではファンの方々の熱気がすごく印象的でした。
女性観客の比率は私にとって過去最高レベル(95%以上?)の高さで内心はビクビクです。
今回のグレコンのコンセプトは
「ミュージカルの歴史を辿る旅」
ということです。名作ミュージカルのナンバーが過去から現在へ向かってストーリー仕立てで組み立てられ、歌、ダンス、お芝居が組み合わさった楽しいエンターテインメントとなっていました。
ゲストで登場した昆夏美さんとの息の合った軽妙なトークは大爆笑ものです。
お二人の貴重なデュエットも聴けました。古川&昆デュエットはこれまで劇場ではほとんどなかったそうで、意外に感じました。
もちろん古川くんの生歌はどれも素晴らしかったです。
「愛と死の輪舞」「最後のダンス」は、昨年秋に帝劇で観た『エリザベート』の記憶を呼び覚ましました。
『マリー・アントワネット』の「遠い稲妻」、『モーツァルト!』の「影を逃れて」「僕こそ音楽」も当然ながら素晴らしかったのですが、何といっても『レ・ミゼラブル』の「On My Own」を聴けたのは大きな収穫でした。なるほど、男性が歌うとこうなるのか!と衝撃が走りました。
今度カラオケで歌ってみようと思いました。
今回の古川グレコンは私にとっては本当に心が踊る「最初のダンス」ともいえるものでした。
トークコーナーのときに古川くんが絶賛していた再生回数330万回の昆エポニーヌ
それにしても古川くんは、同性の私から見ても不思議な魅力にあふれている役者さんだと思います。
ファンを引きつけるカリスマ性、心をつかむトーク術、無邪気で天然の性格。普段の舞台では見れない彼の魅力に触れることができ貴重な経験となりました。
グレコン1・2の人気ぶりからすると、おそらく来年にもグレコン3が企画されるかもしれません。
Vol.3ではぜひ花總まりさんに再登場を願って、劇場ではもう観れないお二人のエリザベート・デュエットを披露してもらいたいです。
最後の授業
そして話はガラッと変わりますが、先週2月25日、勤務校の清泉女子大学文化史学科で定年退職される先生方の最終講義が催されました。
この5年間、大変お世話になった両先生の「最後の授業」。
無事に司会の大役を果たすことができ、せめてもの恩返しができたかなと思います。
古川くんのMC力に比べれば足元にもおよびませんが。
学科主任との作戦会議
高野先生
狐塚先生
30年以上にわたり清泉文化史学科を支え続けた功労者お二人が去り寂しい気持ちでいっぱいです。
いつまでも我々をずっと見守っていてください。
高野先生、狐塚先生、本当におつかれさまでした!
おわり