皇妃エリザベートの死 ~当時の報道から見えること~
こんにちは、大井です。2023年1月に刊行された『清泉女子大学紀要』第70号に論文が掲載されました!「オーストリア皇妃エリザベートの死をめぐる報道」という論題のもと、エリザベートの暗殺事件を当時のウィーンの新聞がどのように報じたのか探ってみました。論点は次のようなものとなります。★エリザベートの暗殺はウィーンの新聞でどのように報じられたか?★葬列や葬儀はどのようなものだったのか?★社会の反応は?街頭における市民の様子は?★皇妃の死は写真や挿絵でどのように可視化されたか?(神格化されたか?)今回の論文は、昨年1月に発表した「オーストリア皇妃エリザベートの婚礼:新聞が報じたロイヤル・ウェディング」(『清泉女子大学紀要』第69号)の続編となります。清泉女子大学学術機関リポジトリCMS,Netcommons,Mapleseisen.repo.nii.ac.jp当時の新聞からのぞき見る「皇妃エリザベートとウィーン社会」をめぐる三部作。「エリザベートの婚礼」編、「エリザベートの暗殺」編に続き、いよいよ次回は完結編となります。テーマは・・・・。できれば今年の夏に書き上げたいと思っておりますが、今夏は多忙が予想されるため来年以降に持ち越しとなりそうな気配がしています。もし今回発表させていただいた論文に関心をお持ちの方がおられましたら、PDF版が大学の機関リポジトリで無料公開されていますのでぜひご覧ください。清泉女子大学学術機関リポジトリCMS,Netcommons,Mapleseisen.repo.nii.ac.jpおわり