6歳の次男が就学前検診で視力BとCだった話の続き。

 先週、改めて眼科で検査をしてもらった。

 

 片目C判定だから結構進んでるかもと覚悟していたが、眼科では意外にも両眼とも1.0が見えているとのことだった。思ったよりも大丈夫っぽい?まぁどのみち時間の問題だと思われるので、3ヶ月後を目処に再検査をして早期発見&早期治療ができるように努めたい。

 

 

 学校と眼科とで検査結果がだいぶ違っていたのが気になったので調べていたら「なんよう眼科クリニック」の記事(http://www.nanyo-eye.com/06section27.html)に行き着く。ここにある表だと、「学校値でBだった子供のうち、約30%が眼科の検査でA判定相当だった」ということになるのかな。同じように学校でC判定の場合は、眼科でA判定を取る子が約4%ということか。学校の検査もなかなかに傾向を掴めている。

 

 そこから考えると、なぜ次男が学校の検査でBとCだったかということについては、単なる計測ミスではなく、「計測時に次男の視力が低下していた」と取るのが自然かな。落ち着きが無くて検査ができなかった、または検査法を理解できていなかったという線もあるが、普段の次男の様子を見るにその可能性は恐らく低い。

 俺の昔の話だが、小学校3年生あたりまでは、集中して近業を続けた直後に視力が大幅に悪化する感覚に悩まされたことがあった。しばらく経てばある程度は戻ったので、恐らく仮性近視状態に陥っていたのかなーと思う。次男も似たような状況だったのかも。そうであるならば、俺のようにそのうち軸性に移行してもなんら不思議ではない。やっぱりあまり安心はできないか。

 

 

 そんなわけで、もし次男の近視が進行していたのであれば6歳の修学前にも関わらず即オルソケラトロジーを検討するつもりだったが、しばし延期とした。

 次男も負けん気が強いので、長男がオルソをやっているのを見て「俺は長男じゃないけど我慢できる」とどこかの鬼狩りみたいな事を言い出すようになるまで覚悟完了していたが、まだそこまで至らなくてよかった。近いうちに来る本番のためにも今の気持ちを忘れないで欲しい。

 

 

 一応、オルソは-1Dから適応があるようで、「近視のことだけ」を考えるのであれば、オルソの開始は可能な限り早い方が良いのは間違いないだろう。

 だが実際問題として、うちの息子らが-1Dから開始した方がいいのかというと、正直微妙なところだと思う。長男は7歳で視力0.3程度の-2Dからオルソを開始した結果、「むっちゃ良く見える」と凄い喜び、今では毎晩レンズを装着するようせがんでくるほど気にいるようになった。だがこれが-1Dからの開始だったらここまでノッてくれただろうか?また、装用の負担や角膜障害リスクもあるので、そこらへんも天秤にかけながら考えないといけない。さらに、-1D程度ならばわざわざ矯正しないでも学校での日常生活はそれほど不便にならないような気がしないでもない。

 

 以上のことを踏まえ、俺の中では「両眼視で0.7が見えなくなっていたらオルソ開始(-1.5Dくらいから?)、それより程度が軽かったら低濃度アトロピンだけで様子見」を今後の方針案としていたが、トータルで考えてどうするのがベストなのかはまだ少し悩んでいるところがある。幸い治療の開始まで少し猶予ができたっぽいので、治療方針については引き続き悩んでいきたいと思う。