終戦前日に香住沖で米軍潜水艦と戦い撃沈した第13号海防艦。
沈没直前に回収され、今まで生存者が保管していた軍艦旗が靖国神社に奉納されたでござる。
産経新聞8月25日記事より
香住青年会議所が毎年海防艦慰霊祭をしている事も解説していただいております。
軍艦旗奉納のお世話をしていただきました島田潤さん、誠に感謝しております。
(第13号海防艦戦記著者)ブログ
この軍艦旗は昨年と一昨年にお借りして香住の海防艦戦没者慰霊祭に使用させていただきました。
2014年海防艦戦没者慰霊祭ブログより
軍艦旗を保管していたのは第13号海防艦生存者だった古徳弘さん(海軍一等水兵)
戦中は海防艦第三分隊(通信)の砲員(前部砲)として活躍しておられました。
今年、亡くなられる前に軍艦旗を靖国神社に奉納して欲しいと、同生存者の菅野昭さんに託されました。
菅野昭さんは「戦後71年。海戦で亡くなった乗組員らの慰霊につながる。これでけじめがついた」と感慨深く語り、靖国神社に奉納されたそうです。
第13号海防艦は香住沖で亡くなられた乗員だけではなく、大戦中に多くのの戦場で亡くなられた人もいます。
そして戦後生き残った人も今はほとんど、お亡くなりになっております。
軍艦旗が香住での慰霊祭に使えなくなり寂しい気持ちもありますけど、靖国神社に奉納される事は皆が納得し喜んでいる事と思います。
靖国神社の小方孝次権宮司は「後世にしっかり伝えます」といい、奉納された軍艦旗は、靖国神社内の戦争関連の資料などを展示する「遊就館」で保管されるそうです。
戦没艦の軍艦旗が現存するのは珍しいので、ぜひ「海防艦の展示ブース」を作っていただきたいものです。
シーレーン確保の重要性も伝えていただきたいです。
これは現代情勢にも繋がりますので。
靖国神社を中韓の風評で誤解されている方が多いと思いますが、軍国主義を賛美したり戦争犯罪者を祀る為の所ではありません!
この国の為に戦い、また尽力し殉じた英霊を祀る聖なる神社だと思います。
そしてこれ以上戦没者を出さないようにと、平和を願う場なのです。
今までの戦争の歴史を学ぶ場が靖国神社内の「遊就館」です。
靖国神社を行かずして批判するのではなく、心を穏やかにして参拝していただきたいでござる。