本日は「言語聴覚士」という職業についてざっくりと紹介したいと思います。

あくまでもブログ記事ですので、「世の中にはこういう職業もあるのか」と思っていただく程度の内容にしてあります。
物足りないとか、ざっくりすぎる怒!というご意見もあるかと思いますが、当ブログはとっつきやすい内容を目指しておりますので、ご了承ください


言語聴覚士とは(´Д` )。
ものすごくシンプルに言えば、下記の三つの専門家です。

「話す」「聞く」「食べる」

言ってみれば、コミュニケーションや食べる障害に対応する専門職というわけですね。


「ことば」を使ったコミュニケーションは、以下の各機能が関係しています。
◯言語
◯聴覚
◯発声・発音
◯認知

ところが、病気や発達上の問題でこれらの機能が損なわれてしまう場合があるんです。
そうすると、コミュニケーションがうまく取れなくなってしまいますよね(´Д` )。

言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションに困難さを抱えた方々を支援する専門職なのです。

例えば(´Д` )。
脳卒中を起こすと呂律が回りにくくなる、というのはよく知られた話ではないかと思います。
呂律が回りにくいのですから、ご本人は話しにくいですよね(´Д` )。
で、呂律が回りにくくくなると、ことばをはっきり話すことが難しくなります。
そうすると、周りの人が、その人が話していることが聞き取れない、という事態が起こるわけです。
こうなると、コミュニケーションを円滑に取ることが難しくなります。
ここで言語聴覚士の出番となります。

何をするかと言いますと、例えば呂律を回りやすくするリハビリをしたり、「話す」以外の代わりのコミュニケーション手段(例えば書字など)を提案したりしていきます。
(これはあくまでも簡単な例えです)

ただ、病気や発達上の問題が引き起こすのはコミュニケーションの障害ばかりではありません。
「食べること」にも問題が出てきます。
いわば「飲み込み」の問題であり、私たちはこれを「嚥下障害」と呼んでいます。

最近は特に誤嚥性肺炎が話題に上るようになってきました(´Д` )。
この誤嚥性肺炎は、飲み込む力が低下することによって起こります。

言語聴覚士は、こうした飲み込みの問題を抱えている方に対する支援も行っています。

このブログでは、主に「食べること」に関する問題について掲載していきたいと思っています。
続きはまた順次掲載していきます。