こんにちは。

猛暑、酷暑、とにかく暑いザンス。

車の外気温を見ると17時過ぎで41℃！車も気の毒です。

さてさて早くも10シリーズの姫路城。

区切りをつけたいところですがなかなか。

こちらは今回初公開の西小天守内。

特に何もないのですが新しい材木で補強されているのがなんとも寂しいものです。

養生のためか床はベニヤが敷いてあるし。残念。

西小天守は大天守を守るための最終防衛施設。

鉄砲の煙を逃がすための高窓が設置されています。

世界遺産の国宝といえどもこれは必要。

右から大天守、西小天守、乾小天守。初公開にしてはあまり見所がない西小天守だったのでそそくさと出てきました。

姫路城はやはり外観の美しさでしょうかねエ。

天守曲輪を後に下城します。

こちらは石棺を転用した石垣。

怪談で有名なお菊井戸。

お菊さん、城の乗っ取りを密告して敵に捕まってしまいますが、赦す代わりに結婚を迫られます。拒否したところ主家の家宝の皿を1枚隠されて、お菊さんのせいにされ更に結婚を迫りますがこれも拒否。挙句の果てには殺害して井戸に投げ込まれてしまうのですネ。恐ろし過ぎる。

資料館にて。姫路藩は1回の参勤交代、大名行列で1億7千万かかるのですよ。やってられませんな。

私は一番右の日当￥28000です。

現代よりもいいではありませんか。

をの門跡。明治の失火で燃えてしまったようです。

城内に中村大佐顕彰碑というものがあります。

明治の軍人さんですね。

三行目に「名古屋城ト共ニ」の文言がみえますが、明治になって破却の嵐が吹き荒れる中で、姫路城と名古屋城の二城のみ国としての永久保存が決まっていたのですね。

政府に建白したのが三行目にあります中村重遠大佐。フェノロサやドイツ人公使のフォンブラントと並んで日本の美術、建造物を語る上で非常に重要な人物なのです。

西の丸にも行ってみます。こちらは武者溜り。

櫓も遮蔽物も無い広場にフレキシブルに動ける武者を隠すための空間。あの手この手で敵を錯乱させます。

次回は千姫と本多忠刻の愛の巣、西の丸へ潜入です。

最後までありがとうございます。

もう少し続きます。

＊オマケ。

お天気お姉さんが好きです。衝動買いしました。

姫路城⑩