名古屋市市政資料館 | 散策侍

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様々な歴史建造物を建築目線で再確認するブログです。たまに美味しいものなども・・・

こんにちは。爆  笑

しかし暑いですね。9月になっても36℃の予報が出ると外出がイヤになります。

暑い時期は街歩きを避けて屋内へ行こうと安易な発想の元、名古屋城から歩いて数分の市政資料館へ行ってきました。

 

下矢印大正11年完成のネオバロック建築であります。

唯一の現存する控訴院建築にて国重要文化財です。

 

 

下矢印猫の溜まり場にちょうどいいらしいです。

 

 

下矢印現在は市政資料館ですが、移転するまでは裁判所として使用されていました。移転後も貴重な建物なのでそのまま展示してあります。

 

 

下矢印世話になったことはありませんが覗いてみます。

 

 

下矢印半地階のような場所に留置場があり、鉄格子の窓が窮屈館を醸し出しております。

 

 

下矢印こちらは雑居房。割と広いです。

床がコンクリートではなく木というのは優しいですね。

 

 

下矢印こちらは独房。圧迫感があって狭いです。奥の洗い場はトイレでしょうか?こんな所に数日いたらおかしくなりそうです。

 

 

下矢印窓の覗き穴。

 

 

下矢印正面に回って人がいない好きにパシャリ。この正面階段はロケでよく使用されるのだとか。

 

 

下矢印天井も立派です。

 

 

下矢印洋風建築に多く見られる室内階段の大理石彫刻。キラキラ

 

 

下矢印連ドラは観ていませんので存じませんがコレのロケ地だったそうで、雨にもかかわらず大勢の人がいました。

 

 

下矢印大法廷。

 

 

下矢印明治憲法下の法廷。昭和22年までは明治憲法によって裁かれていたのですね。

 

 

下矢印LED電球の原点、大正電球。現在はレトロブームにてこの電球に模したLEDのレトロ電球もありますよね。フィラメントなので拡散性があって柔らかい光なのです。

 

 

下矢印神鏡と神剣。厳正な場所なので公正・無私を象徴する装飾が屋根に取り付けられています。

 

 

下矢印正面の空間にアーチ天井とステンドグラスを配置する洋風建築ならではの採光です。

 

最後までありがとうございました。

こちらは入場無料ですから名古屋城へ来られた折には是非。

次回は名古屋市昭和区の高級料亭「八勝館」をご紹介します。