行基寺 | 散策侍

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様々な歴史建造物を建築目線で再確認するブログです。たまに美味しいものなども・・・

こんにちは。爆  笑

まだまだ暑いですね。今年は10月ごろまで暑い日が続くとか。

これから紅葉見物は12月頃になるのでしょうかネ~。もみじ

 

さて、先日ブラタモリで岐阜県海津市の行基寺が放送されていたので行ってみることに。岐阜と三重と愛知の境目のような場所にあるので尾張からは近いのですヨ。

 

下矢印正式名称は臥龍山菩提院行基寺。

立派な山門です。

 

 

下矢印尾張の支藩、高須松平家の菩提寺なのですよね。

 

 

下矢印木彫りの葵紋。

 

 

下矢印橋を渡って極楽浄土へ案内されるがの如しであります。キラキラ

 

 

下矢印シャチもずいぶん立派です。

 

 

下矢印明治まで一般の立ち入りが禁じられていましたから格式高い寺院だったのですね。

 

 

下矢印テレビTVの影響か本来は休館日だったようですが、この日は開いてました。人も大勢来てましたからTVの影響はスゴいですね。

 

 

下矢印軒瓦にも葵。

 

 

下矢印こちらの行基寺、何が凄いってこの石垣ですよ。ポーン

浄土宗の寺院ですが、揖斐川を抑えた高台に位置し、本堂、大小の書院、庫裏を持つ城郭伽藍ですな。

 

 

下矢印緊急時には高須藩の城として機能するように造られたようです。

 

 

下矢印雁木も見事。

 

 

下矢印ここは積み直した跡がよくわかります。中央から右側は古い石垣、左側は新しい石垣です。左側はよく見ると、浸透雨水を排水する樋が数か所埋め込まれているのがわかります。

 

 

下矢印ヤツがいましたゼ。

 

 

下矢印名古屋城築城時に使われなかった刻印石。蜂須賀家政のものだと云われています。この辺りは石切り場で他に細川忠興、鍋島勝茂らがここから石を運搬していたのだとか。

 

 

下矢印揖斐川が見えます。田舎の景色ですが、肥沃な穀倉地帯です。海津市は現在岐阜県ですが、幕政時代は高須藩、高須城が置かれたところです。

最後までありがとうございます。

次回は内部へ潜入です。

 

下矢印*オマケ

愛知県あま市を車で流していると福島正則の旗が。

没後400年ということで菩提寺にて供養祭があったようです。

地元ではヒーローですからね。