今年の遺構まとめ。 | 散策侍

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様々な歴史建造物を建築目線で再確認するブログです。たまに美味しいものなども・・・

こんにちは。爆  笑

今年も残すところあと僅か。時計

なんてことをつい一年前にも書いたような気もしますが、大げさではなく昨日のことのように思えます。

 

さてさて今年の締めくくりとしましては、個人的に「こりゃスゲー!」と思った遺構を取り上げてまとめたいと思います。

 

下矢印まず1月。清洲城惣構時代の土居跡。

平坦な住宅地にポツリと佇んでおります。

最盛期の清洲城の大きさが伺い知れる貴重な遺構かと。

 

 

下矢印2月は美濃赤坂。

家康、秀忠が宿泊したお茶屋敷跡。

小さいながらも空堀と土塁が良好に残っている貴重な遺構かと。

 

 

下矢印3月はツアーで訪れた湯築城址。

私は初めての四国上陸だったのでやや興奮気味。

中世の城館らしさが色濃く残る大変貴重な遺構かと。

 

下矢印そして同上ツアーにて伊予松山城。

加藤嘉明公の苦労の跡が大変よく分かる名城ですな。

山を繋げるという土木工事量もハンパないです。

 

 

下矢印4月は名古屋市南区のマイナーな戸部城。

元の城跡は宅地開発されてこちらに今川方の武将、戸部政直の墓碑とともに移築されてきたので遺構らしきものはありません。

が、桶狭間前後の勢力図を知る貴重な物語があるように思えて仕方ありません。

 

 

下矢印5月は西尾城。

こちらも惣構時代の土塁跡。

住宅地の中にこれだけの高低差が現れるのはマニアとしてはたまりませんネ。もっと大々的に宣伝して欲しいものです。

 

 

下矢印6月は我が尾張の英雄、信長様の夢の跡。安土城址。

大手道に埋め込まれた石仏も敢えてそのままにしてあるのがいいですね。信長様らしい貴重な遺構かと。

 

 

下矢印7月はどこにも行けず8月は伊那大島城址。

堀の中に土塁を築く壮大な三日月堀に感動しました。

 

 

下矢印9月は浜松の曳馬城址。

浜松城の前身、曳馬城址の4つの曲輪が田の字で今も残っていることが嬉しくて。しかしさぞ攻めづらかったことでしょう。

 

 

下矢印10月は勝幡城址界隈。

櫓台跡から出土したと伝わる礎石を見に行きました。

信じるか信じないかはあなた次第。

 

 

下矢印11月は山城サミットで歩いた美濃金山城界隈。

なかでも日没前に兼山湊跡へ行くことができたのはホントによかった。お城を支えた経済的な拠点ですからね。

帰りは薄暗い中、山を越える羽目になりましたが・・・。

 

 

下矢印12月は犬山城。

足場の架かった国宝天守に登ることができたのは一生の思い出になります。次に足場が架かるのはいつになりますやら。

 

最後までありがとうございます。

今年も一年、たくさんの「いいね」やコメントを下さってありがとうございます。よいお年をお迎え下さい。

そして、来年も何卒宜しくお願い申し上げます。