8月も残りあと1日びっくりマーク

早かったような、やっと終わるような…。

夏休み期間中も支援というものに休みは無いネガティブ

きょうだい、とはいえ、特性が色々と違う我が子たち。

支援の方法はもちろんですが、支援する角度…とでもいいましょうか…アセアセ

『どこからアプローチすれば入りやすいか』が違うので、ここも個別に変化させていく必要があります。

おそらく福祉事業所や支援施設でも同じようにされているのではないかと思います。

私も可能な範囲で、になりますが声掛けのタイミングや言い方にそれぞれ変化をつけています。

 

ネコはんは、とにかく気分屋であまのじゃく。

知的障がいが無いぶん、他の子より誤魔化しが難しい…。

かと言ってストレートに伝えると、拗ねてしまい取り組みすらしなくなってしまう危険性もあります。

そこでネコはんには『友達に近い雰囲気』を出して声掛けをします。

ポイントはあくまでも『友達に近い雰囲気』です。

完全に【友達】になると、大人としての意見や指摘が入りづらくなるから。

《対等な立場》になるワケにはいかないので、それに近い状態にしています。

それを心掛けるようになってからは、今日あった出来事やデイサービスでの困りごと、学校での困りごとを話してくれるようになりました。

 

イヌっちは、知的障がいがきょうだいで2番目に重たいです。

勉強でいえば、前回の記事で少し触れましたが、だいたい小学5年生の2学期辺り。

物事をストレートにとらえるので、ひねった言い方や曖昧な表現をすると誤解することが多いです。

そのため冗談などは理解しづらく、トラブルになったことも…。

なので、端的にわかり易く表現します。

予定変更などの変化は受け入れる人なので、多少の誤差は許容してもらえます。

ただし理由を説明する必要が出てきます。

まぁ、なんでなんで攻撃ですね(笑)

英語の授業であった、5W1Hのごとく…(笑)

 

うり坊は、とにかく人の話を落ち着いて聞いていられません。

それ故に勝手な思い込みや先走りがあって、話がややこしくなります。

彼の場合は、視覚支援も少し混ぜながら声掛けをしていくスタイルを使っています。

例えば、服薬の声掛けをする場合、薬ケースを見せながら「薬飲んだ?」と聞く…といったような感じです。

目線もしっかり確認しないと返事だけを頼りにすると、内容を把握していないのに返事だけする場合があるため、視界に入っている事と一緒に声掛けもしています。

ごく軽度な知的障がいはありますが、これはさほど影響していないレベル。

集中力の無さが知的な遅れを出している可能性がある、と医師にも指摘されています。

 

ペンペンは、きょうだいで1番知的障がいが重たいです。

勉強だと、小学2年生の1学期といった所でしょうか。

理解するのに時間がかかるため、説明には少し手間といいましょうか、細かくする必要があります。

それに予定変更が難しく、説明していても崩れてしまうことが多々あります。

言葉だけで理解しづらい部分もあるため、視覚支援も入れて説明することが基本です。

私は絵を使うことはしません。

『使う道具』を見せてイメージしてもらう事が多いです。

社会に出れば、親切に写真やイメージ像を提供してくれる場所ばかりではありません。

『使う道具』にすることで、自分で用途に合わせて変化させることも出来るし、自分のイメージに合わせやすい。

なので私は『使う道具』を変化させています。

たとえば、ふでばこも彼は2種類あります。

【学校で使うふでばこ】と【デイサービスで使うふでばこ】です。

入っているものも違います。

なので、自分でカスタマイズして使用しています。

まぁ、準備に2倍かかるのは必要経費だ、と割り切ることにしています(笑)

 

 

以上が、我が家の声掛けと支援。

たまにまちがえた声掛けをして、みんなで「はてなマーク」となる事もあります(笑)

ですが、我が子たちにはこれがスムーズです。