本日6月16日は和菓子の日です。

 

16個の菓子や餅を神に供え食し、疫病を払うという「嘉祥(かじょう)」とい行事に因んでいます。
 
和菓子は以前から面白いと思っていました。
 
地域によって、色々な銘菓があり、種類が豊富、更に地場の材料をしていることが多いからです。
 
現在の和菓子の流れは、江戸時代に形成されました。
 
殆どの老舗は、江戸時代から始まるお店です。
 
封建制度の江戸時代、全体の国としての日本という意識より、
 
それぞれの藩(今でいう都道府県のような単位)が今で言う国のような意識でした。
 
それぞれの藩で、支配階級である武士の要求、そして商業の発達に伴い町人の要望に、影響されされつつ、和菓子は発達していきました。
 
特に和菓子を発達させたのは、茶道の盛んだった京都・金沢・松江です。
 
茶道では、薄茶・濃茶を頂く前に必ず菓子が振舞われます。
 
和菓子と抹茶はセットですので、茶道の盛んな地域では和菓子が発達していきました。
 
和菓子目当てで、京都・金沢・松江に観光というのもなかなか面白いと思います。