とうとうバイデン大統領が次の大統領選挙に出馬しないことを発表しました。
いまさら?
と思うのは私だけではないでしょう。四年まえに決定していてもおかしくないことでした。この四年間でアメリカは大きく後退しました。よその国が後退しても日本には関係ないと思われる方もいらっしゃるでしょうが、アメリカが後退して、CHINAやロシアや日本にとって好ましくない国が増長してきたのを考えると、日本にとってマイナスなのです。
でもよく考えてみると、この四年間で世界の秩序自体が大きく変化してきたように思えませんか?
日本では全く必要のないLGBT法や移民の積極的受け入れ、さらにウクライナへの巨額支援等々を次々に自民党岸田政権が打ち出し、今までの岩盤支持層が離れていったのも、日本の政治的安定を考えると大きなマイナスになっています。
アメリカでは行き過ぎたポリコレに嫌気を指したアメリカ国民が多くなってきたにもかかわらず、相変わらず民主党の左巻き知事たちが行う政策によってカリフォルニアなど多くのかつてあこがれた州から人が流出しています。
アメリカは移民の国ですが、でもそれは合法的に入ってきた移民のことを言うのであり、不法に入ってきた移民は犯罪者と言って何が悪いのかわかりません。それをトランプさんは何度も言っています。
それを手厚く保護しようとする民主党の知事たちは、アメリカ国民の人権と同じように不要移民の人権を保護することは、国家としての存在を否定することに繋がることだと思っております。
つまり国家という建物を安定させるためには法律という鉄筋がコンクリートの中にビシッっと入っていなければもろく崩れ去るからです。それをアメリカの民主党支持者は望んでいるのでしょうか?
ヨーロッパでも一時ドイツが主導で受け入れていた移民を最近になってやっと止めるような動きになってきています。この四年間で大量の移民が欧州に入り、それが国家予算を圧迫し、社会不安を増長していますね。
すべてがアメリカのせいと言っているのではありません。でもアメリカがピシッとしなければ、自由主義社会からは秩序がなくなると主張しているのです。
その最たるものが安倍さん亡き後のに岸田政権ですね。
バイデンさんはニューヨークタイムスによると後継者に副大統領のカマラ・ハリスを推しているようですが、民主党の重鎮たちのほとんどがこれに異を唱えています。
カマラ・ハリス副大統領は、有色人種の女性というだけで指名されたようなものであり、国民の人気もなく党内の支持もありません。しかし、バイデンさんとしたら大統領の自分が下りたら、次は副大統領がその跡を継ぐのが順当であると思っているのでしょう。
しかし、カマラ・ハリスは健康面で不安のあったバイデン氏を暗殺したら、こんなのが大統領になるけどいいのかという保険のようなもので、彼女が正しい資質があって副大統領にえらばれたとは全く思いません。
あと一か月後の民主党の党大会で次の大統領候補を決めなければなりませんが、早々とトランプ・バンス体制で固めた共和党とは明らかに数十歩も出遅れていますね。
いいんです。これで。
台湾の頼清徳総統も相当な人物です。幼くして父親を亡くし苦労人で数々の困難を信念と努力で乗り越えてきた人です。強い人というイメージを持たせてくれた就任演説をされていたのが印象的でした。
トランプさんは先日の銃撃を受けた後、血を流しながら右のこぶしを突き上げながら、FIGHT!FIGHT!と何度も叫んでいたのが私だけでなく、多くの人々の心に残っていることでしょう。
バンス副大統領候補も今までの政治家とは全く違ってこの人もアメリカ社会の底辺からくじけずに這い上がってきた人です。継母が薬物中毒で、祖父母に引き取られたらそいつらはアル中、虐待を受けながらも兄弟で耐え忍んで高校卒業後海兵隊へ。
海兵隊は除隊しても陸軍には無試験で入れますが、陸軍を除隊した人が海兵隊へ入ろうと思っても試験を受けなおさねばなりません。陸海空海兵隊の四軍ありますが、その中で最上級の扱いを受けるのは海兵隊であり、大統領や外国の大使館などの警護も一番信頼が厚く、優秀な海兵隊が当たります。しかし、給料は一番安いと聞いています。
一番の荒くれ舞台というイメージを持つ人が多いのですが、一騎当千の勇士だと言った方が近いと思っています。
これに岸田氏では太刀打ちできません。日本のリーダーとしてだれがふさわしいかと言うとやはり高市早苗さんしかいないでしょう。7月は東京や昨日は仙台等々で常に満員の人を集める人気を誇っています。
7月30日に福岡にお呼びして講演をお願いしていますが、それ以外にも今は全国各地でそれも地方議員が率先して高市さんを呼びたいと必死です。
そういう流れになってきているのに、日本のマスコミはまだスルーしています。産経新聞でさえもです。産経新聞も名物記者と呼べるのは阿比留さんだけで、多くの記者がやめて行っているので、以前のような取材力が無くなっているように思えます。ただ朝日新聞などと比べればはるかにましです。
ニューヨークタイムスもちょっと前までトランプさんの悪口ばかり、特に訴訟問題ばかりを書いていましたが、あの事件以来頃っと方針が変わったのでしょうか、普通になったような気がします。
世の中は大きく変わろうとしています。
今までの価値観を捨てて、本当の幸せとは、日本人とは何かとか、なぜご皇室をお守りするのか等々を今一度考える時が来ていると思っております。