井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 8月23日に九州のエネルギーを考える会で奈良林直先生の講演会を実施しました。

 

 平日の夜、それも18時開始という悪条件にもかかわらず、100名を超える方々が参加していただきました。本当にありがとうございました。

 

 代表世話人がお仏壇のはせがわの長谷川相談役、副代表世話人に裕生堂の塚田会長、関家具の関社長、そしてSNW九州の金氏さんらとともに、この会を主宰しました。また、井福大野城市議や冨永元福岡市議、私の友人らも手伝ってもらって本当に手弁当で作り上げました。ほんとうに感謝しております。

 

 また講演会のメインゲストの奈良林直先生は、原子力の世界的権威ですが、ざっくばらんな性格で、原子力発電所の安全性を説く為だったらいつでもだれの挑戦でも受けてやるという熱い男です。

 

 私が司会進行をしたのですが、冒頭の講師紹介の時に、次のように語りました;

 

 「奈良林先生と出会ったのは4年ほどまで、インターネットテレビに出演してもらったのが最も仲良くなるきっかけとなりました。その時の話で奈良林先生は、放出する放射能を無害化するための「フィルターベント装置」を開発したと言われ、それがロシア・フランスそして日本の原子力発電所にすべて設置されるようになりました。」といわれたのです。

 

 すかさず私は「おお、それはコスモクリーナー(宇宙船戦艦ヤマトに出てきます)のようなものですね。」と合の手を入れると、「まさにその通りです。」と満面の笑み。

 

 「その装置は一基いくらぐらいするのですか?」と尋ねると、「一基100億円くらいです。」と答えるのです。そこですかさず、「特許料だけで相当儲かっていますね」と下司の勘繰りを入れたところ、その後の答えに私はしびれたのです。

 

 「私の使命は世界中に安全な原子力発電所を作ることです。だから特許も取っていませんし、請われれば、どこにでも、建設指導に参ります」

 

 この言葉にすっかりファンになり、それから毎年福岡にお越しいただいて、講演やインターネット番組に出演してもらっています。また先生も私とならいいテンポで話が出来るので気持ちがいいとおっしゃってくれます。

 

 九州では4基の原子力発電所が再稼働し、安全で安定した電気を供給しております。いまだ住民の反対等で再稼働までこぎつけられていない地域がある中、この夏の猛暑もびくともしませんでした。

 

 ところが、特重設というテロ対策施設を再稼働から5年以内に建設しなければせっかく安全に動いている原子炉を止めると原子力規制委員会が言い出し、官邸も規制委員会の決定を尊重すると言い出したのです。

 

 これは由々しき問題です。

 

 10月に10%上げられる消費税により、経済は確実にダメージを負います。それに輪をかけて原子力発電所を止めることによって生じる電気代の値上がりは安定した安価な電力供給を実現している九州から、製造業が脱出するかもしれないのです。

 

 さすれば、経済の落ち込みと企業の撤退によって九州経済は大打撃を受ける可能性がとてつもなく大きくなってきたのです。それを止めようと長谷川裕一氏に代表世話人となってもらい、福岡の保守の重鎮の塚田氏、一代で関家具を築き上げた関氏、そして三菱重工時代に原子力発電所を作ってこられた金氏さんにお骨折りを頂いて、世話人を引き受けてもらっての開催です。

 

 もちろん、日本会議福岡や福岡県郷友連盟、福岡政経文化協会、九州原子力会議、KAKKIN、日本会議唐津支部、福岡康風会さまらのご後援をいただいて、この危機をもっと皆さんに知らせようと開催したのです。

 

 危機なのです。

 

 隣の国が政権の自滅のような形で瓦解し始めましたが、日本も原子力規制委員会がこれこそ原子力テロといわんばかりに日本の原子力発電所を潰していっているのです。

 

 55基あった原子力発電所は、現在9基しか動いておらず、さらに20数基が廃炉を決定しております。どんなに反対派が叫んでも無しえなかった脱原発を国家の機関である「原子力規制委員会」がいろんな難癖をつけて廃炉にさせ、脱原発を実現しているのです。

 

 これは民主党政権、特に菅直人の悪しき置き土産です。それを安倍政権になっても手を付けなかったのが大きな原因であり、国家安全保障問題を前面に押し出している安倍政権としてはとても信じがたいものだと思っております。

 

 エネルギー安全保障は国家の基本です。スィッチを押せば、電気がつく。蛇口をひねれば、飲み水が出る。そして温水がいつでも好きなだけ使えるというのを確保するのが国家経営の基本です。それをインフラストラクチャ、インフラ整備といいますが、その根幹の電気がこれだけ不安定で、そして各紛争地域を通ってくるタンカーに依存しているということの恐ろしさを日本国民はもっとしっかりと認識すべきです。

 

 文政権をとんでもない売国奴で、祖国を破滅に追いやっていると思っているあなた。

 

 安倍政権もエネルギー安全保障問題において同じ轍を踏もうとしていることに気づいてください。

 

 私はいつも書いているように安倍政権を支持しています。しかし、この原子力政策に関しては、とても理解、賛同ができないところが多々あり、それを何とか政権に伝えるべく努力をしております。

 

 いろんな内容が盛り込まれていた講演会でしたが、一つだけ自然エネルギーは環境に悪影響だという話をご紹介したいと思います。

 

 自然エネルギー、例えば太陽光や風力は自然のものを使っているので、環境も優しいと思いがちですが、まったく違います。

 

 日本と同じ脱原発を進めて生きたドイツもそうですが、二酸化炭素の排出量は以前より多く排出しています。そしてそれは再生可能エネルギーに頼れば頼るほど多くなるのです。もちろん電気代も二倍となっています。

 

 というのも、再生可能エネルギーとは自然にあるものを使って発電するのですが、あまりにも希薄でそれを濃縮しないと使えません。さらにとても不安定で、太陽光は夜や雨が降ると発電しませんし、風力は風がないときだけでなく、強風の時も発電できません。

 

 そうすると再生可能エネルギーが多くなればなるほど、そのバックアップが必要となってきます。それが現在火力発電で行われており、太陽光発電の発電量が雲に覆われて下がって時に、すぐに減少した電力を補うために、火力発電のタービンの出力を上昇させます。

 

 もちろん、発電するためには蒸気で動かしているため、常に温度を保っていなければなりません。そして急激にアクセルを踏むわけですから、燃費が良くありません。

 

 その繰り返しを不安定な再生可能エネルギーを使用している限りはし続けなければならないのです。

 

 「いや、別に補わなくても電力は減ったら停電してもいいよ」と考えるあなた。

 

 停電で失われる命がどれだけあると思うのでしょうか。もちろん、れいわ新選組の国会議員は即死です。電気がないと呼吸器が動かせずに生きていられないのです。でも、その党首の山本太郎は原発即廃止を訴えています。

 

 病院での自家発電は6時間ほどしか持ちません。なぜなら、自家発電を動かす発電機の燃料の備蓄が消防法で決められているのです。先の北海道大停電の際は、世耕経産相大臣の命を受けた自衛隊が発電用の燃料などを最優先に届けたので、大事に至りませんでした。

 

 何事も平安無事に過ごせているのは、人知れない努力で支えていただいている方々のおかげなのです。

 

 その仕組みをちょっとだけでも知ったら、考えが変わります。私もそうでした。

 

 スエーデンは、脱原発を国民投票で決めた国です。しかし、どう考えても原子力以外に現時点では勝る発電方式はないと、脱原発をやめることを決断し、奈良林先生に安全な原子力発電所建設の指導を仰ぎ始めました。

 

 冷静に考えれば、膨大な電力需要を賄えるのは現時点では原子力しかないのです。日本の弱点である国外からのエネルギーを極力下げることができるのは原子力だけです。

 

 30年後には違う発電方法ができているかもしれません。そうすればその方法を選べばいいのですが、今その方法が完成しても実用化するためには30年はかかるのです。今この時の電気、そして明日の電気を賄うためにも、必要な発電方法を選択しなければなりません。

 

 電気がないなら仕方ないじゃないかという人は「無責任」だと思います。経済的損失、電気がないと病院が止まります。

 

 また最近はすべてAIが助けてくれるという社会が到来しようとしていますが、すべて電気がなければ全く動きません。

 

 あまりにも便利になりすぎて、本来必要なものが見えなくなっているように思えてなりません。

 

 来年の3月に川内一号機、5月に二号機が止められた時に、生じるマイナスをしっかり考えましょう。

 もう韓国と文政権は分けて考えた方がいいように思えてきました。

 

 自国の安全保障よりも、北朝鮮との関係や面子が大切なのでしょうか。GSOMIAというのは軍事情報の綿密化を図るものであり、軍事同盟を結んでいたら必要不可欠なものだと認識しています。

 

 偵察衛星に関しても日本が7つ持っているのに、韓国はゼロ。ということはアメリカと日本からの情報をもらっているのが韓国ですが、それももういらないと思っているのでしょうか。

 

 もう笑うしかないと思っていますが、でも、ここで表題の考え方が出てきました。文在寅大統領はいよいよ政権末期になってきたというのです。

 

 韓国が今の立場で生き残っていくためには、米韓そして日韓の関係を密にしないと生き残れません。でも、日韓を結んでいたGSOMIAを破棄することにより、準軍事同盟が解消される事実を重要事態とは考えません。

 

 というのは、文政権は北朝鮮のいろんな脅しの前にひれ伏し、完全に韓国を北朝鮮に献上しようとしているのです。そこで韓国各地で起こっている文政権に対するデモが多数の参加者を集めて起こっているのですが、なぜか日本のマスコミはそれを報じようとしません。

 

 そしていまだに安倍政権が原因で日韓関係が悪化しているような印象操作をしているようにしか思えません。

 

 以前、沖縄県にある米軍基地の問題でフェイスブック上で議論をした基地反対派の人が主張していたことを思い出しました。

 

 「日米という同盟関係を解消してどうやって日本の安全保障を確保するのか?」という私の問いに、彼女は「発展していくCHINAと南北が統一されて力を増す韓国と一緒に未来を描く」と答えました。

 

 まさにこれと同じことを考えています。またその奥には主体思想があるように思えます。

 

 金一族がこの世の理想的な指導者でそれを助けることが世の繁栄につながるという思想ですが、その思想で統治している北朝鮮の人民は本当に幸せなのでしょうか?

 

 CHINAが日本のGDPを抜いて世界第二位になったと言われた時、ふと思ったことがあります。。

 

 世界第一位のアメリカに私が若いころは憧れました。あんな生活をしたいものだと思っていましたが、いま世界中でどれだけの人がCHINAの生活にあこがれるのかと。

 

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 韓国側からのいろんな発言を聞いていると寝つきが悪くなります。あまりにも理不尽な言い分に今までどうして日本側は黙っていたのだろうと不思議に思います。学校でも近代史はほとんどうわべだけをさらっと流すだけ。マスコミもなぜか韓国の方を持ち続けていました。そして私たちはそれを信じ込まされてきました。

 きちんと歴史を学べば反論もできますが、学校・マスコミ等々の社会的環境で日本人が反論できないようになっています。調べれば調べるほど巧みにそうなるように仕組まれていたことが分かります。もしネットが発達していなければ私たちのほとんどが今でも気づいていなかったことでしょう。

 第一次安倍政権と第二次安倍政権の環境の違いは、netの発達だと思います。第一次安倍政権の際はマスコミの報道だけでみんなが判断していました。悪い印象が目立つ映像を何度も垂れ流し、私たちの頭の中に安倍総理とその閣僚の良くない部分を強調していました。安倍支持だった人もそれにまんまと騙されてしまったのです。四面楚歌の中、安倍総理はストレスから持病を悪化させ、総理を続けることができなくなりました。

 しかし、たった一年の第一次安倍政権でしたが、教育基本法や防衛庁から省への昇格などいろんな改革を成し遂げました。その後の福田総理、麻生総理もその手法で自民党の悪い面だけが強調され、田母神閣下の更迭事件を機に一斉に自民党に愛想をつかし、あの悪夢の民主党政権ができたのです。

 でも、神様は日本を見捨ててはいませんでした。そのころからネットが急速に普及し始めました。普通にパソコンだけではなく、スマホでもニュースを見ることができるようになり、ブログなども急速に一般化していきます。

 民主党政権のでたらめぶりがマスコミよりネット上でどんどん暴露され、極めつけがCHINA船の海上保安庁の巡視艇にぶつける映像を民主党政権が隠しているにもかかわらず元海上保安官の一色さんが流出させ、一気に世間に広まりました。それに追従してマスコミもテレビで報道し、民主党政権の支持率は急落していきました。

 3年3か月の悪夢といいますが、あの東日本大震災が起きなければ、2年ちょっと政権を明け渡すことになっていたでしょう。史上最悪の総理である菅直人が外国人献金をもらっていた事件で進退窮まった時に起こった東北大震災が奇しくも民主党政権を延命させました。
 第二次安倍政権の誕生も平坦ではありませんでした。自民党内部にも安倍晋三氏が再び総理大臣になることに対しての反対意見が多くあり、何度も安倍氏自体があきらめようとしたことがありましたが、神様の配材による周辺の人たちから支えられ、総裁選勝利、そして内閣総理大臣に返り咲きました。

 第一次政権の時は、何か遠慮しているような言動が多かったのですが、第二次政権になって人が変わったように強気の政権運営が目立ちました。私としては憲法改正などもっと早くしてほしいという面も多々ありますが、外交問題に関しては今までの宰相の中でトップクラスの実績を持つようになったと思っております。

 その中で起きたのがモリカケ問題です。籠池という詐欺師にまんまと安倍夫人が嵌められ、利用されていたことを野党とマスコミのタッグで政権批判を繰り返しました。その期間は延々一年半以上にもなるのです。いままでマスコミと野党がタッグを組んで政権攻撃をしたら、政権は持ちませんでした。だからマスコミも自分たちに大きな力を持っていると思い込んでいましたが、今回はどんなに攻撃しても安倍政権の支持率は揺るぎませんでした。

 その間選挙があっても、安倍政権は大敗することなくやればやるほど野党の支持が下がっていったのです。これに一番驚いたのはマスコミでしょう。野党もなぜ自分たちの支持率が落ちているのかを長い間理解できなかったのではないでしょうか。
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…(記事全文4,974文字)


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 国民の多くが原子力発電は危険だと3.11の福島の事故以来思っておられると思います。

 

 私のような推進派もたくさんおられますが、確固たる反対派や何となく怖いから反対という人までいろんな方がおられるのはよくわかります。

 

 しかし、今は原子力の功罪について冷静に考えてみる必要があると思います。

 

 人類は原子力というとてつもない力を手に入れました。その最初が広島・長崎という悲劇を生んだ原子爆弾という戦争利用の原子力でした。ただ、ここの核の純度は95%以上という高濃度の核が使われたことは基本として知っておいてください。

 

 小型化し、強力な核分裂を起こすためのものですから、高濃度のウランやプルトニウムが必要でした。

 

 その後、軍拡が進みアメリカ・ソ連・CHINA・イギリス・フランス・インド・パキスタンなどの核保有国が有する核爆弾が地球上の生命を何回も死滅させるだけの量に達したために、規制に入りました。核拡散防止条約ですね。

 

 それとは別に一度に爆発させるのではなくゆっくりと核分裂をさせてそのエネルギーで発電をするという原子力発電の技術がどんどん進歩していきます。だから核燃料棒の濃度は5%前後です。

 

 日本でそれを本格的に始めるきっかけとなったが1970年代のオイルショック時代です。これは中東戦争を契機に中東の安い原油が高騰し、量も安定的に入らないということで、日本中がパニックになったのです。

 

 日本は明治維新後、石炭という国内で算出するエネルギーによって産業革命を成し得ましたが、石炭よりも高出力でかさばらない石油へとシフトしていくのが昭和の初めです。軍艦も石炭(練炭)で動かすボイラーから重油を使って動かすボイラーへ転換していきます。その目立った特徴は、軍艦の煙突の数が減っていくのです。

 

 あの巨大な戦艦大和は集合煙突ですが、一本だということを考えれば、それがよくわかると思います。それだけ石炭より、石油の方が効率が良く高出力なのです。

 

 しかし、石油は日本国内では微量しか算出できず工業化した日本のエネルギーを賄えません。そのため石油は日本の重要な輸入品目となります。

 

 満州国を建国してそれを支配下に置くと、その利権をめぐって欧米と対立します。そしてアメリカはABCD(アメリカ・ブリテン・チャイナ・ダッチ/オランダ)包囲網を敷き、日本を経済封鎖します。石油や鉄鉱石・鉄くずなどの戦略物資の禁輸措置が取られるのです。

 

 日本は真綿で首を絞められるがごとく先細っていくのか、それとも戦争でこの閉塞感を打破するのかという選択に迫られ、戦争への道を選択していきます。

 

 山本太郎が終戦の日のツィッターで「時の指導者が判断を誤り・・・」というような文言を書いていましたが、もし自分がその時の指導者だったらどんな決断ができたのかを考えたことがあるのでしょうか。歴史の勉強不足が目に余ります。

 

 アメリカはコミンテルンやイギリスの思惑により、日本を参戦させようと仕組んできているのです。誇り高き日本国は、座して誇りを捨てるような真似はせずに武に訴えたのです。

 

 もしあの時に、禁輸措置をされずに、つまりエネルギーを止められずに交渉をしていたら、日本は戦争を回避する道を選んでいたことでしょう。為政者として乾坤一擲の戦を決断するのはよっぽどのことです。

 

 端的に言うと、エネルギーが止められたから戦争に走ったのです。

 

 現在を考えてみましょう。

 

 50数基あった日本の原子力発電所はどんどん減って38基になりました。9基再稼働を果たしましたが、九電管内の4基の内3基は定期点検に入り今現在は玄海の一基だけ稼働しています。

 

 福島第一原子力発電所は残念ながら事故を起こしました。当時は何もわからず、不安だけが募りましたが、今は原因もきちんと究明され、その原因がもたらす危険性を回避するための安全対策が各原子力発電所に施され、以前より数段安全性を高めています。

 

 福島第一原子力発電所から漏れ出た放射線量は人体に影響を及ぼす量ではないことが分かり、放射線障害で死亡した人は一人もいません。

 

 3月14日に起きた三号機の水素爆発では点検をしようと車のドアを開けた自衛隊員6人が巻き込まれ、そのうち一人は骨折しました。すぐに後方に運び込み、除染を施しました。

 

 ゼロ距離で3号機の水素爆発に巻き込まれ、放出された放射線を浴びましたが、現在何も健康被害もなく、元気に過ごしておられます。

 

 普通の癌でも、完治から10年経てば、生命保険に普通に入ることができます。つまり、がんの発生する確率が常人と変わらなくなったことを保険医学では示しています。

 

 あれから9年がたっていますが、今癌が発症しないのは放射線の影響がないと言えるのです。

 

 吉田所長ががんで亡くなられたのは、極度の緊張状態で発電所の命運を一手に背負うというとてつもない大きさのストレスにさらされ続けたからだと思います。

 

 免疫学の見地では、体に入った放射線は活性酸素となり、各細胞に悪さをします。その量が少ないと問題ないのですが、それよりも極度のストレスや喫煙の方が活性酸素を活発化させるそうです。

 

 同じ毎日40本煙草を吸っている二人の人の一人が、がんになりたくないからと10本に喫煙数を減らしたり、タールの含有量が微量のものに減らす方が、タバコが大好きでこれを毎日おいしいと感じて40本吸っている人よりも癌の発生率は高いのです。

 

 それほど人間の心が癌を発生させる力がすごいのです。

 

 話を元に戻します。

 

 あの不幸な事故により、原子力規制委員会が発足し、原子力発電所再稼働に絶大な力を持つようになりました。民主党政権の置き土産です。三条委員会なので、政府もおいそれと手が出せません。

 

 そして屋上屋の安全基準を設定し、電力会社に規制の網をかぶせました。それにより、遅々として再稼働が進みません。その間も多額の国富が海外に流出していったのです。もしそのお金が国内で還流していれば景気はもっと良くなったと思います。

 

 そのお金が設備投資やインフラ投資に回っていれば、国内の産業はもっと活発化しているのです。でも、一度海外に流れたお金は戻ってきません。そのお金は日本国民ではなく、よその国の金持ちの贅沢のために使われるだけです。

 

 8年間に停止させてきた日本の損失は、燃料費が14.8兆円 原子力発電所の維持管理費に14兆円と28.4兆円がかかりました。まだ維持管理費は国内で回っているのですが、原子力発電所は1円も稼いでいませんので、その費用は電力会社が払いました。ということはその料金に上乗せされた私たちが高い電気料金を払って賄っているのです。

 

 さらに、ここからが問題です。

 

 原子力規制委員会は特定重大事故等対処施設この(特重設)の建設が再稼働以後5年以内に完成しなければ止めるといい、それに引っかかるのが九州ではせっかく動いている船団原子力発電所の1号機が来年の3月、2号機が5月に停められてしまうのです。

 

 この特重設はテロなどの攻撃に耐えうる設備を新たに建設することを要求しており、費用は1000億近くかかります。九電もすぐさま設計を始めましたが、その設計承認に3年近い年数がかかり、やっと建設に入っていま突貫工事が進んでいますが、3月5月には間に合わないようです。

 

 でも、考えてみてください。2011年以前とは様変わりするほどに安全対策が施された原子力発電所に、これ以上の施設を求めて何をしようとしているのでしょうか。全く原子力規制委員会の横暴としか言えません。

 

 基本的に支持している安倍政権の同意できない政策の一つがこれです。

 

 野党はこのことを突っ込めば国民の支持が得られるのに、なぜ勝機を逸しているのでしょうか。

 

 安全な原子炉を原子力規制委員会の暴走によって止めること。これは国民の経済活動に大きな影響が出ます。

 

 まず、安定供給の不安が生まれます。さらに燃料費増によるせっかく安くなった電気料金の値上げ、また止めることにより原子力立地自治体の経済活動の縮小など、様々な影響が出てきます。

 

 今問題を抱える原子力発電所を止めて調査したり、修理するのは当然のことだと思います。しかし、今全く問題のない原子力発電所を原子力規制委員会の独断で止めていいのでしょうか。

 

 立地自治体や無理やり止められることによって損害を受ける業者などは原子力規制委員会相手に訴訟をしてもいいのではないでしょうか。

 

 また原子力規制委員会は何の法律を根拠法としてこの命令を出すのでしょうか。

 

 これこそ、原子力規制委員会によるテロと同じだと考えます。

 

 この問題の講演会を下記の要領で行います。

 

 【日時】  8月23日金曜日 17時30分開場 18時開演  20時終演

 【場所】  天神ビル11階/10号会議室 福岡市中央区天神2丁目12番1号

 【主催】  九州のエネルギーを考える会 代表世話人 長谷川裕一 副代表世話人 関文彦  塚田征二 金氏顕 

       【共催】 九州原子力会議 

       【後援】 日本会議福岡 福岡政経文化協会 福岡康風会 日本会議唐津支部 KAKKIN 福岡県郷友連盟

 【講師】  奈良林直東工大特任教授 北海道大学名誉教授

 【演題】  九州には原子力発電が必要である!―今原子力発電所が止られようとしています。

 【コーディネーター】  井上政典 九州・歴史・観光戦略研究所 代表

 【会費】  2000円

 

 どなたでも参加できます。

 

 もちろん原子力に懐疑的な人の参加も大歓迎です。一定のルールを守っていただければ質問も可能です。

 九州人の心意気と肝っ玉を見せたいと思います。

 

 

 

 今年の5月30日に「死にたい人は一人で死んでくれ!https://ameblo.jp/rekishinavi/entry-12464988899.html」という記事へ寄せられたコメントです。

 

 切々と想いを綴られています。ぜひ、私もきちんと向き合ってお応えしたく、ブログにその返事を書かせていただきます。

 

>>>引用開始

 

 前置きとして、あの事件の犯人を擁護するつもりは一切ありませんということを明言させていただきます。

 私は今、鬱で仕事を休んでいますが、常に自殺が頭をよぎります。自分が社会から切り離された、いいえ、自分の至らなさから社会の一員からドロップアウトしたような、自己嫌悪や自責にいつも苛まれながら、自分の部屋で療養と言う名の引きこもり生活を送っています。

 貴方のブログを拝読いたしました。とても眩しく映りました。貴方には貴方の苦労や辛いことがあることを理解しながらも羨ましく感じます。羨ましいと思うことに意味があるわけではありませんが、それでも羨ましく思いました。

 私が飢え死にや自殺することなく生存を許されているのは、ひとえに私を支えてくれている方々のおかげであり、私はその方々へ感謝しなければなりません。しかし、感謝だけで自分を許すことが出来ない私のような人間もいます。

 私は死ぬなら一人で死にます。あのような凶行へ少しも理解しませんし出来ません。ですからお願いです。貴方にそのような意思がないことは重々承知の上でお願いです。これはただの八つ当たりみたいなものであることも理解しています。

 社会からドロップアウトしている人間とあの犯人を一緒にしないでください。自殺を考えるほど苦しんでいる人間が全て他者を巻き込んで死ぬ願望を抱えているわけではないという事を伝えておきたかった。長文申し訳ありませんでした。失礼致します。

 

>>>引用終わり

 

 自分が社会の役に立っていないと自責の念に駆られておられるようにお見受けします。

 

 そんなことはありませんよ。

 

 神道では、この世に存在するものに、神が宿ると考えます。

 

 それを「八百万の神々」と呼んでいます。すべてのものに神が宿るということは、何一つとして無駄なものや不必要な人やものはないということを表します。

 

 つまり神様がお造りなったすべて物は何らかの存在価値があるからこそ、存在しているという考え方です。

 

 だから、匿名希望さんも全く卑下する必要はありません。ただ、今は一回休みの状態です。

 

 歴史上の人物を見るとそれがよくわかります。

 

 例えば勝海舟。

 

 徳川幕府の最後を看取った人で、もし勝海舟と西郷隆盛の二人が両側にいなかったら、日本は内戦によって疲弊し、欧米列強の思う壺に嵌っていたかもしれません。つまり日本を救った恩人です。

 

 それだけの偉人ですが、彼のご先祖様、ひい爺さんは越後の貧農出身で、その上、目が見えませんでした。

 

 目の見えない人が農家でそれも貧農の家で生活できるわけがなく、江戸に出てきて目の見えない人に許された職業、按摩と金貸し業を営み、大成功を収めます。

 

 その金貸しによって得たお金で尾谷家という御家人株と勝家という旗本株を買うのです。

 

 勝麟太郎(勝海舟)のお父さんの勝小吉の時ですが、いくら株を買って旗本になってもお役がもらえるわけではなく、とても貧乏でした。勝小吉は博徒や火消しの親分たちの用心棒や代書屋などをしながら糊口をしのいでいたと言われています。

 

 その息子の勝麟太郎も志は有ってもお金がありません。オランダ語を勉強しようにも、辞書がありません。そこで辞書を借り、寝る間を惜しんで辞書を書き写すのです。それも二部。

 

 一部は自分のもの、そしてもう一部は3両で売って辞書の借り賃としました。

 

 こうやって苦労に苦労を重ねて、自分に歴史のスポットライトが当たる日を待っていたのです。

 

 そして海防のお役目や咸臨丸の艦長のお役が回ってくるようになり、最後は旗本でも大身の2000石をもらう身分になり、幕府の軍事の総責任者となるのです。

 

 歴史の本のどこを読むかによって違うのですが、私はその人は日の目を見ない時に何をしていたかを見るようにしています。

 

 そういう時こそ、人しれない努力をしなければならないのです。そしてスポットライトが当たった瞬間、それも一瞬しか当たりません。その時に100%自分の実力を出せるようにしておかねばならないと思っております。

 

 匿名希望さん、いまは一回休みの時ですよ。この時に、本を読むなり、散歩して体力をつけるなりして、今後に備えましょう。

 

 できれば、お近くの神社に行って裸足で歩くことをお勧めします。小さな神社でいいんです。自分が気持ちがいいと思うところを探すとこから始めてみましょう。

 

 参道を上り、神社にお参りします。そして産道を下っていくのです。これが生まれ変わりとなります。

 

 リボーン、リセット、何でもいいんです。神社に参拝した後は産道を下って、生まれ変わるのです。その意識をもって毎日行ってみてください。きっと何らかの変化が生まれてくるはずですよ。

 

 また匿名希望さんのコメントを見て、「何か書いてあげたい、何か役に立ちたい」と私は思いました。あなたは決して一人ではありませんよ。

 

 また特攻隊の隊員の遺書を読んでみてください。そこには行きたい気持ちを抑えて国のため、愛する者のために死んでいった人たちの手記が残っています。

 

 私もつらいとき、その遺書を読んで自分は何のためにこの世に生を受け、何のために生き続けているのかを真剣に考えました。

 

 そしたら、ふっと肩の荷が下りたのです。それは、「自分が生きているのではなく、誰かに生かされているんだ」ということを悟ったのです。

 

 誰かに生かされているのなら、誰かのためにお役に立てばいい、その時のためにもっと学ぼう、もっと知識を増やそう、もっと仲間を募ろうとしてきたのが現在です。

 

 若いときは自分の子供の笑顔に助けられました。今は孫たちの笑顔に大いに元気づけられています。

 

 「この子たちのために俺はいつでもこの命を投げ出す」と思いながら生きているのですが、とても充実して、とても楽しく人生を過ごせますよ。

 

 あなたの人生です。あなたの好きなように生きたらいいんです。でも、あなたは誰かによって生かされているということを忘れないでくださいね。