今回の動画です。

乱世から次の時代へ 本多忠勝の遺言

豊臣秀吉が天下統一を果たした後、豊臣家臣たちは朝鮮出兵へ。このとき家康は、国内の戦乱が治まったことで、戦国時代から次の時代を生きる武士たちの在り方を考えていた。
これまで武功を上げることが武士の仕事だったが、これからは学問に励み、国を安定して治めることが役目だと考えたのである。
そこで家康は「貞観政要」という本を印刷し、家臣に読ませた。
そして乱世から天下泰平の次の時代を生きる武士の姿を学ばせたのである。
それが関ヶ原の戦い後、徳川政権になった後に大きな影響を及ぼすことになった。

今回の動画では、その教えを忠実に実行した徳川四天王の本多忠勝の遺言などの史料を紹介しながら、戦国末期に徳川家康が示した天下泰平の世を生きる武士の姿を紹介する。