9月中旬だというのに、

暑い日が続きます。

歴女同盟

               ひまわりもゲンナリ




今週は、とうとう発信日を

遅らせてしまいました。

待っていて下さった方、ごめんなさい。


とうとう

オーバー・ワークで

ダウンしました。


でもね、

配信を延ばして寝てたら

ビッグ・ニュースが届いたんです。


そう、

あの「ごまめの助人」さんから、

今日、資料が手紙郵送されてきたんですよ!


お詫びの代わりと言ってはなんですが、

後半にこのビッグ・ニュースを載せました。

ですから、最後まで読んで下さいませ。

中抜きは無しで、ね。






新島八重の生涯と戊辰戦争展

皆様~。

そろそろ来年のNHK大河のことを。

気になる頃になりなしたね。


来年はまた幕末もの。

舞台が、新選組に関係ある会津。

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                砲撃された会津城


しかも主人公は女性。


そうです。

「八重の桜」なので~す。



今から期待している方、

多いんじゃないですか?

斉藤一様の登場場面を。

うふふふふ。

あっ、失礼、

沖田君の出番を。


「篤姫」以来、

NHKさんは女性のパワーに開眼しましたね。

結構なことです。


NHKの企画の方、上手いゾ。

舞台が福島県というのもイイ。

311後の復興の追い風になるし。

皆様、ごまめに代わって会津に行って、

散財してきて下さりませ。


・・・さて、

主人公の新島八重さん。

毎度のことですが、

ごまめはぜんぜん知りませんでした。


そこで、

「実は私も・・」という方のために、

にわか仕込みですが、

八重さんの解説をしま~す。


会津藩士の娘、八重さん↓。

八重さんのキャッチ・コピーは

幕末のジャンヌ・ダルク」だそうです。

だって、

男装して↓、

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                  新島八重さん


自らスペンサー銃を手に、

会津で篭城戦を闘ったんですもの。

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        (上の写真の銃の部分を拡大)



「ハンサム・ウーマン」とも

八重さんが呼ばれている訳ですね。




八重さんは戊辰戦争のあと、

京都で夫の襄と新島家を支えます。

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                       新島襄



夫に先立たれてからも

スゴイ人なんですよ、八重さんて。

日清・日露戦争では、

若い看護婦たちを率いて

傷痍兵を助けたんです。


まだある。

戦死者の遺族や

女性の自立のサポートにも

八重さんは携わったそうです。

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                八重さんの手芸品  


八重さんて、

女性のたしなみ↑も

ちゃんと心得ていた方なんですね。

120点満点だわ、八重さん。


凄すぎます。







八重コレクションin福島

同志社所蔵の八重コレクション100点が

彼女のふるさと福島で公開されます。


名づけて、

新島八重の生涯と戊辰戦争展


八重さんの特別展がユニークなの

会場が二つ設けられていること。

白河二本松です。


展示期間は9月14日~11月4日

各会場とも月曜休館。

開館時間は午前9時~午後5時

(初日は10時開場。入館は閉館30分前まで。)


嬉しいことに、二つの展示場はタダ。

入場無料なんです。

これは、行くっきゃない、でしょ?

スタンプ・ラリーをやりに!!

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 マスコットキャラクター「八重たん」




では、各会場の場所をご案内します。


【白河集古苑】

「新島八重の生涯と戊辰白河口の戦い」展

―ゆずれない心、それぞれの矜持―



白河集古苑の場所はここ↓です。

早い話が、お城のそば。

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白河城は去年の地震で

石垣の一部が崩落しましたが、

現地の皆さんはお元気です。


福島での八重さんの展示展のことは、

白河からその宣伝に来られた

安司弘子さんから教わりました。


安司さんのお宅も

311でお部屋の壁が崩れましたが、

その直後から、

白河の歴史イベントのために

安司さん↓は飛び回っておられます。


だから、

彼女の頑張る姿を見ると、

なんか協力したくなっちゃうんですよ。

この弱小ブログが協力するといっても、

何ができるというわけではないのですが・・。

一人でも多くの方がこの展覧会に来られるよう、

祈っています。

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           白いスーツが安司さん




二本松市歴史資料館

「新島八重の生涯と

    二本松藩の戊辰戦争」展

        ―それぞれの覚悟―


二本松は

有名な少年銃士隊玉砕の地。

だから、この会場の常設展も必見です。

二本松市歴史資料館の場所↓です。

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この特別展の関連企画として

【記念シンポジウム】があります。

 9月29日(土)午後2時~

 白河市文化センター

 第一部:ふくしま八重隊パフォーマンス

 第二部:基調講演


【ギャラリートーク】も行われます。

 9月15日、16日、17日

 10月13日、14日

 11月3日

 ・午前9時半~

 ・午後1時半~

 ・午後3時半~

 白河・二本松各会場




この企画展、

私に代わって、リポートして下さる方があると

よいのですが・・・あせる



(以上の画像は

福島県観光交流局観光交流課様のポスターより、

拝借致しました。)






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



さてと、

ここからが冒頭で書いたスクープです。



またまた、スクープ!!

先月、函館記を投稿下さった

「ごまめの助人」さん。

13日に彼女からお手紙が届いたんです。


開けてみると、

一枚の資料が出て来ました。

添え書きには、

『小島日記29』からです、とあります。


『小島日記29』の119頁は

日野宿の佐藤彦五郎家の略系譜でした。


日野宿の佐藤家とは、

言わずと知れた

歳さんの姉おのぶさんの嫁ぎ先。

彦五郎さんは歳さんの義兄さんです。

この系図のおのぶさんの箇所には、

のぶ47

 天保2~明11・1/17

 らん・とく・のぶと改名

 多摩郡石田村土方義諄の二女

と、ありました。


エッ!

らん・とく・のぶと改名!?


「ごまめの助人さん」は

丹念に資料集本を読まれる方サーチです。

それで、

これまで多くの新選組研究者が見落としていた

この事実に気付かれたんです。


「ごまめの助人」さん、

お手柄です!!

新情報をありがとう。


今度から、

新選組検定で

「では、土方歳三のお姉さんの名前は?」

と聞かれたら、

「おのぶ」では×

正解は「らん・とく・のぶ」。

胸を張って「らん・とく・のぶ」と答えましょう。


歳さんが母がわりに慕っていたひとの名ですもの。

皆様、しっかり、覚えておきましょうね。


では、さっそく、

らん・とく・のぶ・らん・とく・のぶ・らん・とく・のぶ・・・。

って、お経かい?と突っ込まれそうですが、

何度も何度も繰り返さないと、

ごまめの年では覚えられないんです。



では

        ごまめ