また過去ブログの焼き直しです口笛
まあ40人くらいの仲間内ページだったので許して下され。



   少し過ぎてしまいましたが、10月10日は目の日でしたね。というわけで、今回は目の話です。 
  
  目に関しては、興味深い話が多すぎて何を書いてよいかわかりません。散々考えた結果、皆様の盲点をついた話題をしてみようかと思います。”気づかずに気づかずにうっかり見落としてしまう事柄”のことを『盲点』といいますね。この盲点というのはヒトの身体に本当にあるのですよ! 


  具体的に説明をいたしますと、眼には網膜という部分があり、ここに視覚系の情報を受ける細胞が並んでいます。しかし、視神経が網膜を貫いている部分にはこの細胞がありません。よって視神経部分は光に対する感受性がないのです。「え?でも視野が欠けてる感じはしないよ?」だから盲点なんですね(笑) 


  ちなみに簡単に点を認識する方法があります。まず白い紙を用意してください。紙の中央に×印を書き、その右4センチの所に小さな●を描いて下さい。  


 <↓こんな感じの図です>     

   ×                       ● 

  
 描けましたら、左目を閉じ、×に視線を固定したまま紙を顔に近づけてください。紙が顔から10-15センチくらいの場所にきた時、●が消えるはずです。結構面白いでしょ? 

   盲点探しを遊んだところで妖怪のお話。一見普通の女性だが、腕にたくさんの目がついている”百々目鬼(どどめき)”。これは長い間スリを働いていた女の腕に銭が張り付き、それが目になり妖怪になったという話があります。ちなみに、江戸時代、穴あき銭のことを「鳥目(ちょうもく)」と呼んでいたらしいです。

  さて、この妖怪になってしまった女スリ、その後どうなったかといいますと、夜道に立ち、通りががりの人に身の上話をして、最後に腕を見せて驚かすという、愉快犯的妖怪になったようです。まぁ、百々目鬼には、殺されたり、呪われたりはしませんが、夜道で会うと怖そうですね・・・  今回のお話はここまでです。

   最後にコラムを書きながら思ったことを1つ。一つ目小僧って3Dアート苦手そう・・・。