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まさかの直秀昇天~👼で、直秀ロス(´ノω;`)

3月初めでロスってどうよ⁉️と思いますが···なんで~💦


大石静さんのイメージでは、直秀はもっといかついキャラだったらしいのですが、毎熊克哉さんの繊細さと影のある演技が視聴者に刺さって🎯予想外のブレイクになったらしいです(^^;)


究極のミスキャスト⁉️というべきなのかな~( ̄∇ ̄*)ゞ


助命嘆願もできないくらいのスピード退場で、これから先持つのかしら?( ;∀;)


さてネットニュースでは、

5月中旬からの越前編のロケということで、琵琶湖で船に乗るシーンが撮影されたそうです。


NHK「光る君へ」公式HP より



けっこう沈まないか心配な船ですが、大河ですから時代考証はしっかりしてるんでしょうねえ。

ロケも天気待ちで1日遅れだったそうですが、もともと琵琶湖は強風が吹きやすく、船便に頼るよりは瀬田唐橋を渡って陸路でいく方が確実なんです。
「急がば回れ」というのは、じつにこの状況を表す、琵琶湖で生まれた言葉で、
室町時代の連歌師宗長の歌に
「もののふの矢橋ヤバセの船は速けれど
 急がば回れ 瀬田の長橋」
というのがあり、これが語源になっています。

当ブログの藤原北家編にも書きましたが、
764年の「恵美押勝の乱」(仲麻呂の乱)では、吉備真備軍に瀬田唐橋を焼き落とされた仲麻呂軍が、湖西から越前を目指すも愛発アラチの関で敗れ、いったん戻った高島から塩津を海路で行こうとしたところを吹き戻されて、湖西を進軍中の官軍に遭遇して皆殺しになった、ということがありました。
陸路を封鎖されて、海路やむなしの選択だったのですが、
琵琶湖を渡るのって、昔はたいへんだったのですね。
(ドラマですから、船に乗る方が絵面はいいから、そうなったんでしょうがw)


直秀の退場と、10日の寛和の変(986)で、道長の自由気ままな三男坊の生活が終わり、いよいよ正妻を迎えるという運びになるのでしょう。

まひろには夢多き少女時代の終わりな展開になりそう(*T^T)


でも安心してください!(いや、履いてるとかじゃなくてw)

5月半ばからの越前編では、松下洸平さん演じる異国の人との交流が始まるようですよ。制作陣としてはどうもこちらが推しキャラというか、萌えキャラの予定だったようで、


直秀が行きたかった方の遠い国に、まひろがふれあえるようになるんですね。


越前国の気比の松原(福井県敦賀市)には、主に渤海ボッカイ(中国東北地方に当時あった国)からの使者の接待に用いられた、

「松原客館」があり、それもドラマに登場するようですが、そういう環境がまひろを紫式部に育てて行くんですね。


そういえば、源氏物語の最初の方に、

桐壺帝が光る君を鴻臚コウロ館(外国の賓客を接待する迎賓館)に遣わし、高麗人に人相を見させるというシーンがありましたが、宮中の女房というだけでは得られない貴重な体験ができるのでしょう。


松原客館(まつばらきゃっかん)は、平安時代前期の9世紀頃に、渤海の使節団(渤海使)を迎えるために越前国に設置されたと考えられる迎賓・宿泊施設。現在の福井県敦賀市・気比の松原近辺にあったのではないかといわれているが、考古学的な裏付けはなく、所在地は明らかでない。(Wikipedia)


また越前への道程には「石山寺」も登場するそうで、そちらも私には楽しみです。


                     ↓アップにすると紫式部も立ってるw


寛和の変はネタバレになるので、今回はパスします。

思ったより怒涛の展開な上に、「鎌倉殿の13人」より、史実からの予想ができない分、( ̄□||||!!となるんですがw
よろしければこれからもお付き合いくださいませ。

「日本書紀」はだんだんと歴史らしくなり、邪馬台国の終焉?と思われる話になってきます。

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