テレビじゃ梅雨になるのならないの言ってますが青空整備が基本なので雨は困ります。

だからと言ってまだ六月に入ったばかりだと言うのにまるで夏の様な暑さにも困ったものです。
まあ気候に文句言っても仕方ないので始めます。
 
今日はまず激安通販第二弾、バイクジャッキの登場です。フロント用のスタンドも考えましたが整備性と安物ゆえの不安からこちらを選びました。
ちなみに価格はジャッキとリヤスタンド、送料全部足して5000円でおつりが来ます。
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正直ショボイ。まあ想像通りといえば想像通りですが。付属のレンチなんてクソの役にも立ちません。あんな短い棒でどうしろというのか。普通に22mmのボックスで回します。
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ホーネットはエンジンの下にフレームがないのでエキパイにかけます。純正マフラーは社外のペラペラなパイプじゃないのでこの程度で凹んだりすることはそうそうありませんがかける場合は自己責任でお願いしますw
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フォークを分解するにあたり、まず忘れると後で面倒なことになるトップのボルトを緩めておきます。緩めるだけで絶対外しちゃダメです。
次にフェンダーとキャリパーを外します。
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ロックボルトを外しアクスルシャフトを外します。右の22mmのボルトを外すと左からシャフトが抜けてきます。左右にカラーが入っているので無くさないようにします。車種によってはスピードメーターのセンサーやギヤが付いてますがホンダはエンジンから取っている車両が多い気がします。
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タイヤを外したらトップブリッジとステムのボルトを緩めます。最後の一本を緩める時、フォークが落ちないように手を添えておきます。
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フォークが外れました。これを分解していきます。
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まずは先ほど緩めたトップキャップを外します。スプリングのテンションがかかっているので調子に乗ってクルクル回していると余計なトラブルやケガの元になるので外れる直前になったら上から手で押さえつけるようにして外します。
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外れました。これだけ飛び出ています。まあそんなに強い力ではないですけどね。
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オイルを抜きつつスプリング等、中身を取り出します。色々入ってるので向きや順番を間違えないようにしましょう。
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右側がここまでで取り外せる中身です。今回はインナーチューブの再メッキで組付けまでに時間があるため掃除せずにオイルまみれのまま保管します。錆びちゃうので。
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次にアウターの真下にあるドレンボルトを外します。インパクトで一気に緩めます。ハンドツールでは空回りしてしまうのでちょっとキツイと思います。
外れるとオイルが出てくるので注意。
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再度中身を取り出します。
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ダストシールを外し、ストッパーリングを外します。
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オイルシールはインナーチューブをスライディングハンマーのようにスライドさせて勢いで外します。シールが外れるのと同時にインナーチューブも外れるので注意。
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外れました。インナーチューブは発送するためシールやカラー、テフロンワッシャーを外して灯油で洗浄して乾かします。
アウターも洗浄します。ここは後日錆を落としてツルツルになるまで磨いた上でブラックに塗装する予定です。
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基本的にアウター以外鉄なのでとにかく錆にだけは注意して保管します。洗浄は組付け前に行います。
 
来週はタイヤ交換をする予定ですのでリヤタイヤも外します。
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テンショナーを緩めたらキャリパー、チェーンを外しアクスルシャフトを抜いてタイヤを外します。フロント同様こちらもカラーがあるので無くさないように注意です。
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タイヤは自分のバイクなら多少のウェット性能を犠牲にしてもハイグリップ一択なんですがオーナーさんはサーキットどころか峠も特に攻め込む走りはしないので絶対的なドライグリップよりもドライ性能とウェット性能のバランスが良く安定感、安心感のあるタイヤを御所望です。まあ価格との兼ね合いもあるのでタイヤ屋さんでよく検討ですね。