長期間寝ていた割には一応ブレーキは固着もなく動いているようです。

しかし動いていればいいという訳にもいかないのがブレーキ。
本来毎年交換するのがベストなブレーキフルードもだいぶ劣化していることでしょう。
そういう訳で今回はブレーキ、とりあえずフロントキャリパーを分解、清掃します。
 
が、その前にうちの足&トランポ?のヴォクシーさんの車検時期が近いのですがエンジンチェックランプ点灯しているので修理します。
ダイアグ確認によりフロント側のO2センサー不良と判明。
イメージ 1
まあチェックランプ点いてたいした症状もない時はほとんどコレなんですけどね。
イメージ 2
フロント側O2センサーはエキマニのすぐ下に付いてるので交換は簡単です。
イメージ 3
22mmの配線を逃がす為に横に隙間がある専用工具を使えばものの5分で終了です。
センサーはお得意の激安通販物です。とりあえず車検通ればいいので半年も持てば御の字です。でも多少燃費も改善されるかな。
まあ正直直さなくても車検通せますけどこんなきっかけでもない限り永久に直さなそうな性格なもので・・・
 
さて、本題のブレーキ。今回は点検した感じからオイルシールとダストシールのみ交換します。
どうせフォークも後日バラすのでフェンダーも外してしまいます。
イメージ 4

キャリパーも外します。ネジ径8mmの35mm、取付ボルトは後日6角のステン買ってきます。見た目だけの為に。

イメージ 5
イメージ 6
点々と白く錆が浮いてます。少し磨いてみましたが落ちません。ワイヤーブラシで擦ったら塗装が落ちました。当たり前ですね。後で塗ります。
イメージ 7
ピストン錆びてます。ヤバイかな、どうしよう。とりあえずバラします。
エアーなんていい物ないのでブレーキレバーをにぎにぎして左右で4つのピストンを均等に出していきます。ある程度でたらブレーキレバーは握ったままの状態で固定します。そうすることによってキャリパーを分解してもマスターからフルードが流れなくなるので後でマスターのエア抜きをする必要がなくなります。
最後は指力で引っこ抜きます。
イメージ 8
レバーも錆だらけ・・・
イメージ 9
細く尖った何かでシールを取ります。
イメージ 10
右が外したままのピストン、左が磨いたピストン。若干ブツブツはありますがダストシールより外側なので良しとします。
そもそもピストン全部交換するくらいなら中古で4POTのキャリパー買った方がいいですし。錆びていないの前提で。サポートは自作するしかありませんがジグソーとドリルがあれば何とかなります。
イメージ 11
一袋でピストン一個分なので4個必要になります。こんな物でも4セットになるとバカにならない金額です。こんなもん一個200円くらいでいいんじゃないかと。
イメージ 12
で、ラバーグリスがないのでシリコングリスを塗って組付け。錆びたとこも中に入ってしまいましたがエア抜きすれば出てくるんで大丈夫です。当たり前ですが動きは超スムーズ。
パッドは角の崩れもなくしっかりしていたので再使用します。
後はフォークに仮組だけして後日塗装とエア抜きをします。
フロントの様子を見てリヤをどうしようか決めるつもりでしたがやっておいた方がよさそうですね。