2004年式のPC36、イタリア仕様のフルパワー車です。
強化されてるとはいえホーネット250と共通のフレームにCBR600Fのエンジンを積んだある意味バケモノ?です。
600とはいえ1速なら簡単にパワーリフトする程度のパワーはあります。カタログ数値的には100PS弱だったかな?
まあ高速での加速はリッタークラスに比べると当然ながら物足りない物がありますが街乗りや峠では十分楽しめるパワーと軽く取り回しのしやすい車体でやけに運転が面白いバイクです。
後期型から倒立フォークになりますが個人的に倒立はオイル漏れしやすいのと乗り心地が固いし何より見た目がゴツくてイメージ的に好きではありません。
さて、まずは車体のチェックです。
まずは全体、埃だらけだったので軽く洗車後です。


塗装は曇り、メッキ部分やアルミ部品は錆びています。
ウインカーに至っては4個全て折れています。
整備内容としては外装はポリッシャーで磨きで何とかなりそうです。
メッキはメーター枠やライトに関してはまずは磨いてみてから考えます。
ハンドルは交換、フロントフォークのインナーは再メッキですね。
とにかくもう日本に正規輸入されていなかったので純正部品も生産中止が多く、社外部品も最初からほとんどない状態なので出来るだけ今付いているものを生かす方向で修理せざるを得ません。
まあバッテリーを繋げてチェックしても電装品は大丈夫そうだし見たところ破損部品はウィンカー以外にはなさそうなので何とかなるんじゃないかと簡単に考えてます。
ただ、その破損したウィンカーが問題で純正は欠品、似たような社外部品はあるけど純正は取付部の形状が楕円で社外品はみんなまん丸。違和感が出そうでイマイチ。
調べてみると同じ形状の足が付いたホンダ車が何車種かあるんですね。ラッキー♪
新品部品はやたらと高いのでヤフオクで中古を探してみるとCB1300SF用が目に留まります。あ、これでいいじゃんこれにしようと思ったんですがレンズ形状が縁に近くやっぱホーネットのイメージじゃないなぁとバイクを眺めながら考えていると一つ気付きました。折れてるの全部足の部分なので足だけ取り換えてレンズ部は純正使えそう。
レンズのデザインや損傷はどうでもいいからとにかく美脚を探そう。
実際の修理の方はまだ整備用のスタンドが届かず保留中。
来週末にはまず再メッキで時間のかかりそうなフロントフォークをバラす予定です。
夏までには完成させる予定ですが・・・予定は未定。
