ブレーキの踏み代が少なく明らかにキャリパーがおかしい。おそらく足の動きが固くなってる。
オーバーホールするのもアレなんでこの際定番のパッソのブレーキを移植しました。
パッソはホイール14インチ。片や自分のミラは13インチ。
ネットで調べてみてもブレーキ13インチ化とかばかりで誰一人として肝心な事を、一番知りたいことを書いてくれていない。
そう、13インチホイールに収まるのか否か。まあみなさん14インチとか15インチとかだから気にする必要も無いんでしょうけどね。
誰も教えてくれないなら自分でやってみるしかありません。ブレーキはすでに入手済。後には引けません。
結果、一応入りましたがギリギリでパットが新品だったら確実にアウトなレベル。かろうじて入った感じです。ホイールによっては全くダメなのも全然余裕な物もあると思いますが基本的に14インチ以上のホイールを推奨します。
走行して軽くブレーキを踏むとゴツゴツと音がする、ブレーキ時にキャリパーが若干たわんでホイールと接触するようです。手持ちのスペーサーを入れてみるもまだ微かに当たる。
ワイトレ?でもスプリントハートの裏には逃げがなく15mmや20mmのワイトレではハブボルトがはみ出るので切らない限り装着できません。
そもそも10mm以上はフェンダーからタイヤがはみ出してしまいます。
やりたくないけどロングハブボルトにして10mmのスペーサーしか選択肢がないようです。しかもそれでキャリパーが当たらなくなる保証もない。
あ、ブレーキを元に戻すという選択肢はありません、最悪キャリパーの当たる部分をグラインダーで削り取る所存にございます。が、それはあくまで最終手段。
仕方ないのでバラします。キャリパーとディスクを外しハブボルトをハンマーでかっぱたいて外します。
外したボルトと10mmロングのハブボルト。純正ボルトのネジ部は約23mm。20mmのワイトレで微妙にはみ出る絶妙な設定。嫌がらせですね。
裏からボルトを入れ軽く叩いて固定させ、ナットで締め付けて圧入していきます。
炎天下の中、この力作業はまさに地獄です。マジこんな作業やりたくなかった。
キッチリ根元まで入れないと走行中ナットが緩み、タイヤが外れバックトゥザフューチャーしてしまうので慎重に確実に作業する必要があります。
10mmのスペーサーを入れた状態。ホイールを付けてみる。
相変わらずギリギリですが当たらなくなりました。試運転しても問題ありません。
しかもこれいい、スッゲーブレーキ効く。純正流用でここまで良くなるとは…もっとも元々が12インチホイールが付く小さなディスクだったしな。
ちなみに直径で約2cmほど大径化。
もはやブレンボなど恐るるに足らず。これで300km/h出しても安心して止まれるな。カタログで48馬力しかないけどw