阿蘇地区(熊本県内?)では
阿蘇神社(阿蘇市 一の宮町 宮地)の
【御田植神幸式献幣祭】
通称 【おんだ祭】(7/28)から一斉に
夏まつり(例大祭・夏季大祭)が始まります。
高森町の・・・
【高森阿蘇神社(矢村社)】では 7/30
【草部吉見神社】では 7/31
・・・という風に。
(野尻の【川上神社】は 7/28 だとか〜)
戦後(昭和)に【旧暦】が廃止され、
【新暦】に行事を合わせるようになってから
様々な変更と混乱が繰り返されたようですが、
それなりに?受け止められ、落ち着いてきたようです。
※特に、祭事は・・・催事は週末に?
田舎の街(通り)の賑わいは、
金融機関に左右されがちでして、
近年の【ランチタイム休業時間帯】も含め、
地元民 主体か 観光客 主導かで
その街の性格?が出ているようです。
さて、
【五穀豊穣】を祈り
雨季を終えての台風被害を
避ける(ヨソへ?)願いは切実でして、
古今東西、付近住民は結集してきたようであります。
そこに【神輿が通る】という、
ありがたい【一日遷宮】のために、
道路環境の整備を地域ボランティアにより
奉仕(盛り上げ)されてきた人々の歴史がアルようです。
ソレこそが【ムラ社会】の良さでありまして、
・・・山であれ 海であれ・・・
それは【営み】の一つであったようです。
住民寄付という浄財を徴収する手段
と言ってしまえば それまでですが、
村人のココロを一つにする
【祈りと願い】の一日であるのですから・・・
さて、
今年(本日)も
朝8時には祭殿にて神事が始まり
9時には遷宮出発(おたち)・・・
一の御仮屋(津留 年之神)
午後には
二の御仮屋(上在 松風亭)
夕暮れ前には
神社拝殿へ還ってきます(還宮)
さぁこれより、
年番氏子(横町)の先導による
御神輿道中の最末尾・・・終日歩き
【殿(しんがり)】
としての務めを果たすべく、
私も神社へ行ってまいります!
令和六年度・・・『夏季大祭』 に、乾杯!
昨年、宮司が逝去され、
本年、ご子息が後継宮司として任命され、
新しい【高森阿蘇神社】の歴史が始まります。
本日は、その【お披露目】でもアルのですが、
昨年より(宮司体調不良による代行)始まっていました、念のため。
我々はスニーカーですが、
宮司は古式に則ったポックリ(木履)で、
何とも お気の毒な一日です。
昔は・・・馬上豊か・・・だったようですが〜
そして、
30年前までは・・・
奉納として【シャンシャン馬】で
若者たちと盛り上げてましたっけ〜
オマケ
12神の幟旗を抱えて御神輿を先導するのは
子どもたち【供奉(くぶ)】と呼んでいますが、
近年の酷暑の盛りでは、少年虐待にも?
阿蘇神社(おんだ祭)での
14人の御櫃を運ぶ【宇奈利(うなり)】の姿は
酷暑対策を兼ねて〜老若男女を悟られない
アラビアンまがいの?コスチューム・・・
(黒ではなく【白】ですが)
古しえよりの知恵 に納得しますなぁ〜