口をあけることもいやがり、
食べるなんて想像もできない娘でしたが。
STの口腔訓練を続け、
自宅でもひたすらに離乳食のペーストバージョンを作り続け、ちょろっとつけたくらいのスプーンを唇にあてたり、舌にのせてみたり、
でもお口は閉じず、そのままベーッとだされ…
スプーンもはねのけられ、床にとんでいき…
もうやめよう、やめたいと何度も思いました。
作っても食べてもらえない辛さ、むなしさを
心底感じました。
でもだからこそ作ったものを食べてもらえることが
どんなにうれしいか
あらためて感じたりもしました。
色々あれこれできない、いろんなところへいけない、
ならばせめて日常生活を楽しんでほしい、
娘に食べることの楽しさを感じてほしい
食べ物の美味しさを知ってほしい
私が作ったものを食べてほしい…
その思いだけで、途中挫折しながらも
続けてきてほんとに良かったと思っています。
今はペースト食を食べられるようになり
進んで口をあけてくれるようにもなりました。
この夜ご飯をつくるときに多めにミキサーして
製氷皿に冷凍しています。
朝、昼は基本作らず、
夜ご飯を冷凍したおかずや汁物の
組み合わせを変えたり、
同じものが連続にならないように
間隔をあけたりして、食べてもらっています。
でも今日夜ご飯しんどいー作りたくないーときもあるので、市販の介護食をとりいれたりして、
無理しないようにしています。
混ぜ混ぜした後は
味見を必ずしていますが、普通に美味しいです😋
ミキサー食(ペースト食)作りがちょっと趣味化してきているような。
苦痛にならない楽しめる程度で
マイペースにこれからも作っていきます☺