おはようございます
こんにちは
こんばんは
嶺哉です
去年の年末所感以来全然更新してなかった拙ブログですが、何で毎回アクセスが数十回あるのかが不思議で仕方なく思う今日この頃ですが皆様お元気でしょうか?
まぁ更新しないのは単純にネタが無い事と生来の面倒くさい性格が表に出てきてるからだと思います。基本的にハローの現場が無いとネタも取れないし、ハロー以外の事を書く事は無いですしね。
しかし中国武漢発の全世界に猛威を振るう新型コロナウイルスの蔓延っぷりには驚きですね。新型だけに有効な治療法も確立されてないから予防、予防に力を入れていくしか無く。ようやっとイギリスではワクチン投与が世界初で始まったようですがこれも今後どういう状況になっていくかまだ分かりませんしね。
日本もワクチンが手に入るようになって今感じる閉塞感からも脱却できるようになればいいんですけどね。以前のようにコンサートやライブで声援を送れるようになるにはあと1年ぐらいはかかりそうですなぁ。
そんな世界情勢の最中、今回は2020年12月10日に日本武道館で行われた「Juice=Juice コンサート2020 ~続いていくSTORY~ 宮本佳林卒業スペシャル」に参加してきたのでそのライブレポを書いていきたいと思います。
武道館に掲げられた看板
もともとは今年6月で卒業予定だったものが先ほど述べた新型コロナウイルスの蔓延により卒業延期が決定され、感染対策をしっかりと実施する事で少しずつコンサートを開催していく機会が増え、何とか年内に卒コンを開くことが出来たかな、という感じではありますが、それでも開催に踏み切った判断や大きな会場での開催が出来たのは会社の力やスタッフの力、メンバーの思い、そして感染しないように感染対策を遵守しているファンの心構えと意識の高さによるものだと思います。きっとハロー現場に通った人が新型コロナに感染したっていう報道が出たら卒コンどころか他のバラッドコンサートも軒並み中止になってたような気がします。「自分が感染するとハローに迷惑がかかる!」という気持ちを殆どの方がもっているからこそ細心の注意を払っていたのではないでしょうか。
そのおかげで前日のアンジュルム船木結の卒業コンサートと合わせて2日連続で武道館公演が開催出来たと思います。
今回のJuice武道館は、そんな新型コロナの影響で9人体制での出演、そして井上玲音はこぶしファクトリーからの移籍後初の大舞台、尚且つ自身は初の日本武道館でのパフォーマンス披露の場、工藤由愛も松永里愛もグループでのパフォーマンス披露は武道館初、初となる事が多い公演となるわけで。それぞれの思いも様々だったことと思います。
最初で最後の9人体制
では当時の様子をつらつらと書いていきますね。
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会場は武道館とはいえ収容人数はソーシャルディスタンスという事でMAX6500人という感じだったと思います。ただ今までの武道館公演とは違い北側のブロックも開放しステージの作りをかなり変えてました。その分アリーナ席は今までと比べると座席数は圧倒的に少なかったと思います。そりゃ招待席でも5列目が来たりするだろうし、先々行でも1階スタンド席が届くわ、と思いました。俺の席は2階南西スタンドでしたけど、この日はやっぱり佳林ちゃんファンの人に近くで見てもらえたらいいと思ってたので某チケットセンターでごにょごにょする事は無かったです。普通の単独開催ならごにょごにょしてたかもしれません。
入場も座席ブロック毎に時間差での入場となってました。嶺哉は最初に入場するブロックだったのでとっとと入場しましたよ。その後お知り合いとご挨拶し、終演後に少し食事に行く約束もしました。オタ仲間がいるとこういうのもホント楽しいですよね!
ご挨拶も終わり後は開演待ち、という事でバックミュージックを聞きながらぼーっと待つ事約1時間、場内アナウンスが流れ会場内が暗転、北側ブロックの花道から一人のメンバーが暗い中ステージ通路を歩き、所定の位置に立つ。
そして発せられる歌声
「ひとりで生きられそう それってねぇ、褒めているの?
意地っ張る心だって 誰か溶かしてよ」
本日の主役である宮本佳林による歌声の披露で、日本武道館公演、スタートの幕が切って落とされた!!
鮮やかな色合いの衣装に身を包んだメンバーが佳林ちゃんの後に続いて登場し、花道を走ってセンターステージに到着!会場内は割れんばかりの拍手の嵐!ファンがこの瞬間をどれだけ心待ちにしていたかが本当によく分かる状況でした!
メンバー衣装。
オリメン4人が緑
2期加入が水色
他グループからの移籍組が青色
3期加入がオレンジ
《セットリスト》
<第1ブロック>
01:「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの?
02:好きって言ってよ
03:プラトニック・プラネット
第一声が佳林ちゃんのソロ、そして多くの女性が共感したと言われる歌詞が聞きどころの「ひとそれ」、正にオープニングにうってつけの楽曲!この楽曲を着席のまま聞かせるとか拷問か!(違います
そしてそのまま新曲の「好きって言ってよ」、「プラプラ」への流れ。どちらも女性の揺れ動く心理を上手く描写してる楽曲だと思います。
とっても楽しそうな佳林サマ
・MC01
やっぱりメンバーも武道館公演を楽しみにしていたみたいで、この景色がとても素敵だと皆が口を揃えて言ってましたな。井上玲音ちゃんは自身初となる武道館の登壇でしたし、色々とこみ上げるものがあったでしょうね。
<第2ブロック>
04:風に吹かれて
05:禁断少女
06:愛・愛・傘
07:銀色のテレパシー
08:如雨露
ミディアムテンポの良曲揃いなブロック。個人的には「禁断少女」と「愛・愛・傘」が聞けて満足。特に「愛・愛・傘」は本当に聞く機会が減っているので武道館で聞けて思わず感涙。誰がどのパートを歌ってるとかホントどうでもよかった。ただただ武道館で歌ってくれた事に感謝です!
「如雨露」の中盤の水を与えるシーンで佳林ちゃんがステージ真ん中に座り、水を与えられてにょきにょき伸びるパフォーマンスは考えた人やるなぁと思ってたけど、アレって佳林ちゃんのその場でのアドリブだった事が後のMCで判明して、本番にこういう遊び心を入れていけるのは凄いなぁと感心しました。おかげで残りのメンバー全員大爆笑だったみたいですし。
あと「風に吹かれて」を聞くとどうしてもヲ知り合いの某警○殿のキレキレ過ぎるフリコピを思い出してしまうのはここだけの秘密。
メンバーも大爆笑の如雨露のにょきにょき佳林のシーン
・MC02
前述した如雨露のシーンの解説。楽しんでいたのならそれでOK!
<第3ブロック>
・宮本佳林プラスメンバー1人1人とのメドレー
09:伊達じゃないよ うちの人生は(井上玲音)
10:アレコレしたい!(工藤由愛)
11:背伸び(松永里愛)
12:Vivid Midnight(稲場愛香)
13:SEXY SEXY(段原瑠々)
14:スクランブル(植村あかり)
15:ラストキッス(高木紗友希)
16:香水(金澤朋子)
17:大人の事情(金澤・高木・宮本・植村)
神ブロック
佳林ちゃんが1人1人に連絡し、何の曲を歌うか決めていったとの事で、それぞれに合った選曲だと思います。詳しい解説は宮本佳林の個人ブログに綴られていたのでそちらを参照していただければ。るーちゃんが「SEXY SEXY」を選んでくれた事にやなみんの事も考えてくれてたんだろうなぁと勝手に思ってます。
てかね、オリメン3人からのカバー曲披露ってこんなの反則でしょ!Juiceのファーストアルバム「First Squeeze!」に収録されてる楽曲、しかも220ツアーで実際に歌った組み合わせあり(高木とのラストキッス)、とどめとばかりに4人での「大人の事情」とかさ、どんだけ泣かせば気が済むんですか!とセットリスト考案者に言いたい。実際「スクランブル」かかった辺りから涙腺ヤバかったし、「ラストキッス」でこらえきれず涙溢れ、「香水」で若干持ち直したはずなのにその後の「大人の事情」で涙腺崩壊!佳林ちゃんの卒業メッセージで泣くだろうなと思って用意していたタオルがこの場面で役に立つとは。てか暫く涙が止まらなかったっす。
んでもしこの場に前リーダーのたぬきさん間違えたゆかにゃが居たら何を歌ったんだろうな、とも思いました。候補としては「鳴り響く恋のBell」と「Baby!恋にKnock out」ですけど、流れ的には「鳴りベル」の方がしっくりくるのかなぁ、なんて思ったりもしました。
めちゃくちゃカッコよかった!!
・MC03
先ブロックの楽曲を決めた経緯を話してくれました。
<第4ブロック>
18:CHOICE & CHANCE (井上ボイパ)
19:ポップミュージック
20:この世界は捨てたもんじゃない
21:未来のフィラメント(宮本佳林)
22:がんばれないよ(宮本以外)
「CHOICE & CHANCE」のイントロが流れた時は「最近この楽曲を使う事が多いなぁ」と思っていたのですが、まさかの間奏部分でれいれいのボイパが披露されるとは!声出しちゃいけないのに思わず「うおー!」って言ってしまいましたよ。色々と新しい試みをする時に使われる楽曲になるかもしれませんね。
そして殆どの人が初視聴になると思われる「ポップミュージック」、普段はクールでカッコイイ楽曲に合わせた立ち振る舞いを見せるメンバーですがこの時ばかりはどんだけハトになりきるか!ってのを競ってたように見えましたね。一番ハトになりきってたのは工藤由愛な気がします。
佳林ちゃんのソロ「未来のフィラメント」からの8人体制Juiceの楽曲「がんばれないよ」の披露。この流れもこれからのJuiceの未来を語っている気がします。この流れの前に「この世界は捨てたもんじゃない」を配置してるのがまたニクいですねぇ。
ソロ初披露!
・MC04
佳林ちゃんから自身の告知の力の低さを暴露しつつ、宮本佳林ソロのYouTubeチャンネルにて未来のフィラメントのMVが流れる事を発表してくれました。
<第5ブロック>
23:微炭酸
24:私が言う前に抱きしめなきゃね
25:ロマンスの途中
26:生まれたてのBaby Love
27:泣いていいよ
ラストスパート。着席・声援無しの中でのコンサートなので楽曲もハードなのは避けてきましたね。もしこのブロックで「Fiesta」や「GBA」あったら無条件で声出してたかもしれません(即刻退場案件)。
「ロマンスの途中」の何が凄かったかって、メンバーのパフォーマンスは勿論なんだけど、サビ前~サビの「愛してるわと言え」の所からの観客のサイリウムの動きが無駄なく統一されていてこれにはちょっと感動しました。メンバーもそう思ってくれてたら良いな。
ベイビーラブは紗友希の冒頭の「アイアーイ!」と落ちサビの「生まれたままのフィーリング Hi-Hi」の歌い方の変化が毎回の楽しみ。今回も淀みなく紗友希節全開でございました!そして唐突の「泣いていいよ」、こ、こんなところでそんな楽曲流されても泣いてやんないんだからね!(タオルで目を押さえながら)
ロマンスジャンプは健在!
<アンコール映像 宮本佳林の軌跡>
ハロプロ研修生からの昇格、グループ結成、メジャーデビュー、220ツアー、武道館、海外ツアー等、これまでの軌跡を映像と共に振り返った内容でしたけど、佳林ちゃんファンからしたら全然物足りない内容だった気がするんですがその辺どうなんだろ?近しい佳林ちゃんオタの人に聞けばよかったな。だって俺が物足りないと思うくらいでしたから。4分程度の映像に収める必要はあるにしても、内容はもっと濃くできたように思います。あとはたぐっちやつかぽんが普通に映ってる映像使ってたけどそれは良いのね
<アンコール①>
28:続いていくSTORY(Ver.S)(曲中に卒業挨拶)
卒業セレモニーらしき事はせずに曲中で感謝の言葉を述べるという新しいスタイル。きっと必死になって伝えたい事を纏めて覚えたんだろうなって思いました。薄い紫色のドレス、本当に似合ってました。惜しむらくはこの楽曲でしかこの衣装を見られなかった事ですねー。
とてもとてもお似合いでございました!
紗友希と里愛の涙にもらい泣きしそうになった
・MC05 (金澤朋子による宮本佳林への代表メッセージ)
本当は1人1人が佳林ちゃんに向けて感謝の言葉を伝えたかったのでしょうけど、リーダー・金澤朋子による代表祝辞となりました。ただ朋子は佳林ちゃんのように伝えたい事を事前に纏めて暗記していた訳では無く、あの場で全て考えそれを口にしていたと思います。あの場面であれだけの言葉を生み出し詰まることなく伝えきる朋子のトーク力の秀逸さに改めて感心しました。
<アンコール②>
29:Magic of Love
30:Wonderful World
最終の楽曲として定番化されてきましたね。まぁJuiceファミリーはこの方が安心できると思いますけど。「MoL」の名コール「ここだよ朋子!」を佳林ちゃんが食い気味にやったのは流石でした。オタの心の声を代弁してくれましたね。そして「WW」での締め!まさしく「この世界はみんなのもの!」です。特効テープとか飛ぶかなーと思ったけど飛びませんでした
最後まで笑顔で楽しそう
<エンディング>
全員の挨拶~宮本佳林一人での「ありがとう」
楽しい時間はあっという間に終演を迎えました
これにて宮本佳林卒業スペシャルは幕を下ろしたのでした。
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コロナ禍の中でこれだけのコンサートが出来たのは1人1人の尽力と感染拡大防止の為の意識の高さがあっての事だと思います。その観点でいえば非常にマナーやモラルが良いと言って良いのではないでしょうか。
佳林ちゃんは卒業してしまいましたが、翌日にはM-Lineに名前が載りましたし(宮宮コンビで並んでるのが何か笑える)、TwitterもブログもYouTubeも開設してるので佳林ちゃんファンの人もそんなに「佳林ロス」にはなってないんじゃないかと思います。実際はわかりませんけどね。そして推し先はどう変更するのか
Juiceというグループは宮本佳林を軸にして結成したものであったと思いますが、このグループはそんな宮本佳林だけを崇拝するようなものではなく、オリジナルメンバー5人が全て強い個性と武器を持つようになって、いつしかハロプロの最強スキルパフォーマンス集団と呼ばれるようになりました。
でも不思議だったのが、「Juiceで歌が上手いのは?」と聞くと殆どの人が「高木紗友希」と答えると思うんですよね。「ダンスが上手い人は?」と聞くと「稲場愛香」と答えると思うし、「ビジュアルで1番は?」と聞くと「植村あかり」という返事が返ってくると思います。ここに佳林ちゃんの名前が出る事はあまり無かった訳で。
けれども「エースは誰?」と聞くと「宮本佳林」と答える人が100%です。昔から「エース」と呼ばれる人には何かしらスキル以外の人を引き付ける魅力を持ってると思うんですよね。その「魅力」は「華」とも言い換えられるかも知れませんが。皆から愛される存在といっても良いかもしれません。
そのエースとしての魅力は身に着けようと思っても身に付かない、もしくは身に付きにくいものですよね。だって雰囲気やニュアンスの問題だし、努力でどうにかなるものでもないですし。殆どが「持って生まれたもの」だとも思います。
佳林ちゃんはパフォーマンススキルにおいても超一流の人でしたし、全てが平均以上の人でした。それでも歌唱・ダンス・ビジュアル等において同グループ内に上がいた。そんな中にいたからこそ「魅力」が知らず知らずのうちに磨かれていったのかも知れません。
佳林ちゃん卒業後のJuice、パフォーマンス面では若干のレベルダウンはあるでしょうけどそれは直ぐに持ち直すと思ってます。そして今後も高いパフォーマンス力を維持向上させていくでしょうし。その辺の心配はないのですが、「エース」の存在は無くなりますね。
その存在が無くなった事でJuiceがどう変化していくのか、不安でもあり楽しみでもあります。個人的に松永里愛が化けたらエースになれるような気もしてます。今のままではキツいでしょうけど。
新しく8人体制となったJuice=Juiceをこれからも応援していこうと思います。
佳林ちゃん、Juice=Juiceでの活動お疲れ様でした!
宮本佳林ソロとしてのこれからの活動、頑張ってください!