肝属郡肝付町の読み方は「きもつきぐんきもつきちょう」です。
特徴: 肝付町は鹿児島県の大隅半島南東部に位置し、総面積は308.10平方キロメートルと広大です。地勢は林野地帯・畑地帯・水田地帯に大別されます。平均気温は17度前後、降水量は2,700ミリメートル以上で極めて温暖多雨な気候で、一部にはビロウ・ソテツの自生北限があり亜熱帯の特徴を示しています。
歴史: 肝付町は、2005年7月1日に高山町と内之浦町が合併して誕生しました。両町はともに、古くは『肝付氏』『島津氏』の治下にありましたが、明治4年の廃藩置県と同時に都城県の治下におかれ、明治8年に都城県から鹿児島県に編入されています。
地理: 肝付町の中央部には900メートル級の山々(国見山・黒尊岳・甫与志岳)が連なる肝属山系を形成し、町面積の80%以上を林野地帯が占めています。北西部は笠野原台地(シラス台地)や肝属平野が広がり約2,500ヘクタールからなる水田・畑作地帯及び市街地等を形成しています。
産業: 肝付町の就業人口の産業別割合は、第一次産業が19.7%、第二次産業が24.8%、第三次産業が55.5%であり、第三次産業が過半数を占めています。第一次産業の中では農業、第二次産業の中では建設業及び製造業、第三次産業の中ではサービス業の比率が高くなっています。
文化: 肝付町の文化は、900年もの伝統を引き継ぐ県指定無形民俗文化財「流鏑馬(やぶさめ)」や、本土最南端の「塚崎古墳群」などがあります。また、肝付町文化センターがあり、固定席をもつ大ホールをはじめ、図書室や調理室、各種研修室を備えています。
観光: 肝付町の観光スポットとしては、宇宙へのロマンが広がる観測所「JAXA内之浦宇宙空間観測所」、国の史跡の高塚古墳の群集地「塚崎古墳群」、自然と一体になろう「二股川キャンプ場」などがあります。
アクセス: 鹿児島市内から肝付町へは、鹿児島港から桜島港までフェリーで約15分、桜島港から鹿屋市までバスで約90分、鹿屋市から肝付町までバスで約35分となります。鹿児島空港から肝付町までの所要時間は、高山エリアまで約1時間半、内之浦エリアまで約1時間50分です。また、鹿児島市方面から肝付町までの所要時間は、高山エリアまで約1時間40分、内之浦エリアまで約2時間です。
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本記事は、Microsoft Copilot と Google Maps を使って作成しました。