珠洲市は石川県の北東部、能登半島の先端に位置する市です。

特徴:
珠洲市は日本海に手を差し伸べるような能登半島の最先端に位置していて、三方を海に囲まれています。
「珠洲」という名前については、いくつかの説がありますが、ススは本来「稲」のことで、収穫祭に12個の小さな鈴を結った神楽鈴を振って報謝の舞を舞うが、シャンシャンと鳴らす鈴の音に由来するという説と、真珠のように美しい輝きを持つ美しい洲(くに)が家持の郡名に抱いた思いだったという説があります。


歴史:
珠洲市は1954年に3町6村が合併して誕生しました。その後、人口は約13,000人まで減少し、本州で最も人口の少ない市となりました。
 

産業:
珠洲市の産業は、中心市街地、沿岸部、山間部と広域に立地しています。産業は、海、田畑の恵みを背景として、農林漁業を中心とした経済基盤が築かれてきました。
 

地理:
珠洲市は能登半島の先端に位置し、三方を海に囲まれています。島には見附島(軍艦島)があり、山には宝立山、猫ヶ岳、鞍坪岳があります。

文化:
珠洲市には豊かな自然の中で育まれた固有の文化が多く、製塩業や珠洲焼、埋蔵量が日本一といわれる珪藻土を使った七輪などの伝統産業のほか、「飯田燈籠山祭り」や農耕儀礼「あえのこと」をはじめとする各地のお祭りなどの地域文化が受け継がれています。
 

観光:
珠洲市には金剛崎、見附島、聖域の岬青の洞窟をはじめ、珠洲市ならではの観光スポットが盛りだくさんです。
 

交通アクセス:
東京からのアクセスは飛行機を利用すれば約2時間です。また、金沢駅から珠洲市までの特急バスが運行されており、所要時間は約3時間です。

 

飯田燈籠山祭りは、石川県珠洲市飯田町で毎年7月20日と21日に行われる山車(やま)祭りです。


開催日:
毎年7月20日(前日7/19は宵山、7/21は山車のみ巡行)。
 

見どころ:
7月20日の夕刻に吾妻橋へ勢ぞろいする燈籠山と山車は見ごたえがあります。好天なら花火もあります。
 

参加方法:
7月20日はお祭り体験を開催しており、だれでも参加することができます。
 

特徴:
高さ16mにも及ぶ燈籠山、総漆塗りの8基の山車が鮮やかな祭りです。
独特の木遣り歌(キャーラゲ)が町中に響き、祭りの情緒をより一層引き立てます。
山車は深夜まで町の中を練り歩きます。

 


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