すーさんの書いた赤ちゃんのトリセツ本です。
胎児期から乳幼児期まで、子育ての「やり方」ではなく「在り方」を書いた本です。
この一冊に、子育ての本何十冊分のいいところを詰め込んでいますよ(^-^)v
↑↑↑ ぜひお読みください(^o^)v


今回は、過去にもブログ記事にしたことのある、すーさんの伝えたいことをあらためてご紹介させていただきます(^o^)v


―昨日の記事―

―続き―

まずは、「感謝すること」から。
「ありがとう」という感謝の気持ちは、様々な利点があります。
感謝する人は、感謝しない人に比べて、喜び、熱心さ、愛、幸福、楽観性といったポジティブ感情をたくさん感じることができます。
そして、日々のストレスに対して効果的に対応ができ、より強いストレスに直面した時にも、より高い回復力をみせることができるのです。
つまり、「ありがとう」の気持ちを日常的に持つことで、ポジティブ感情を持てる上に、レジリエンスも高まるのです。
この感情の気持ちを育てるためには、まずはママが良いお手本になることです。
例えば、子どもがお手伝いをしてくれた時に、「自分からお手伝いしてくれるなんて、えらいわね」と言うのではなく、「ママが大変なのに気が付いてくれたのね。お手伝い、ありがとう」と言うようにしましょう。
「思いやり」が相手を喜ばすことを伝えながら、感謝の気持ちを表現しましょう。
小さな出来事に対しても、機会を見つけて「ありがとう」を伝えましょう。
こうした声かけを繰り返していると、子どもは自分でも感謝を伝えることが習慣になります。
「ありがとう」の反対は「当たり前」です。
「当たり前」なこと以外のすべてに「ありがとう」を伝えましょう。
そうすると、日常生活のちょっとしたことにも、「当たり前」と思わずに、「ありがとう」と感謝の気持ちを持てるようになるでしょう。

子どもに身につけてほしい良好な人間関係を築くために大切なことの二つ目は、「許すこと」です。
許すことはとても難しいことですが、機会あるごとに許す力を育てていきましょう。
遊んでいたおもちゃを取られてしまった時や、並んでいた順番を抜かされてしまった時などに、相手の子を避けたり、仕返しの暴力を考えたりすることは、その子との人間関係を壊してしまうことになるでしょう。
理不尽なことを許すことは、誰にとっても難しいことです。

―つづく―