赤ちゃんのトリセツ本です。胎児期から乳幼児期まで、子育ての「やり方」ではなく「在り方」を書いた本です。
この一冊に、子育ての本何十冊分のいいところを詰め込んでいますよ(^-^)v

 

令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

 


今回は、過去にもブログ記事にしたことのある、すーさんの伝えたいことをあらためてご紹介させていただきます(^o^)v


―昨日の記事―


「一度落ち込むと、なかなか立ち直れない」「失敗することを、極度に怖がる」そんな子どもには、「レジリエンスの力」をつけてあげると、大きな支えとなるかもしれません。
レジリエンスとは、英語で「回復力」や「弾力性」を意味する言葉です。
レジリエンスのイメージを一言で言い表すと、「風にそよぐ柳の木」。
鉄塔のような、けっして折れない強い心ではなく、ときには折れたり曲がったりするけれど、また立ち直る心。
レジリエンスとは、そんな心のありようのことをいいます。
ポイントは、心が折れてしまうことを否定していないこと。
社会で生きていけば、困難なことは必ずあります。
傷つき落ち込む出来事だって、あるでしょう。
だったら傷つくことを避けるより、落ち込んでも立ち直る力がある方が、現実的に考えて楽なのです。
子どもの踏ん張る力=リジリエンスを支えているのは、何よりママの愛情です。
いつも「ママはあなたの味方よ」と言われている子どもは、「何があっても大丈夫」という心の土台を持っています。
この安心感があるから、何かあっても折れずに挑戦することができるのです。
子どものリジリエンスを育てることは、子どもにしてあげることができる人生最大のプレゼントかもしれません。
温かい言葉をたくさんかけてあげて、心の土台をつくってあげてください。
上手くいっている時よりも、「他の人の方が自分よりもできる」「自分はダメだ」と子どもが感じた場面でこそ、リジリエンスが試されます。
例えば、友だちと比べてダメだった時は、「それはママもあなたと一緒に落ち込むわ」と言って、一緒に落ち込んであげると良いのです。
子どもにとって、一人で落ち込むことはつらいことです。
一人で抱え込んでしまうと、「自分はダメなんだ」とリジリエンスがとても下がってしまいます。
ママも一緒に落ち込んであげることで、子どものつらさが半減され、リジリエンスや元気が少しずつ回復していくのです。
そして、「ダメなことがあっても大丈夫よ」と言葉にして伝えてあげましょう。
「もう一度やってみようか」と、再チャレンジを応援してあげることも、リジリエンスのある子どもに育てるには必要なこととなります。
失敗しないのではなく、失敗を乗り越える体験を積み重ねることで、本当のリジリエンスが育まれていくのです。