―昨日の記事―
―続き―
「もうひとつ約束してほしいです。どのチームに入っても、そのチームで一生懸命頑張ることを約束してください。チーム編成に文句を言ったり、やる気を無くす子はいませんか?」
と聞くと、「ハイ!」と約束してくれました。

月曜日は朝練無しなので、火曜日の朝練の最初にチームを発表しました。
チームごとに集まってもらって、早速初めて長い綱を引いてもらうことにしました。
「今日は初めてだから、12人じゃなくて、全員入ってやりましょう。」
と言って、チーム1対2、3対4でやってみることにしました。
チーム1が最強チームです。
元々1人少なく、その日は1人欠席だったので、チーム2とは2人差がありました。
そんなことは誰も気付かずに、
「スタディー、プル!」
の審判の掛け声で引き始めると、見事に両者互角で綱がどちらにも動きませんでした。
チーム3と4の子たちは
「おー!」
と言って固唾をのむ空気になりました。
少しチーム1の足が後ろに動くと、ドドドドっと一気に引ききりました。
チーム3と4の試合も、すぐには決着がつかず、いい勝負となりましたが、こちらは17人対17人でした。
みんな、チームが決まって、初めて長い綱を引いて興奮しているところで、全員を集めました。
「みんなどうだった? 思った以上に大変だった人?」
と聞くと、半分以上の子が手を上げました。
「やって見事にそうなったけど、どのチームも同じように、決勝トーナメントに進出できるチームにしたので、どのチームもこれから頑張って練習していってほしいです。」
と話すと、今までで一番大きな
「ハイ!」
をもらいました。
子どもたちには1チーム強いチームをつくった話しはしてません。
偶然のハンデでいい勝負になったことでバレませんでした。
水曜日は、前日夜の雪の影響でスタートが遅れ、中央で対戦することはできませんでした。

―つづく―

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