すーさんのブログ
はじめて子どもを産むママの子どものトリセツ-令和の子育て編-
あなたにとっての「いい子」とは、どんな子のことでしょうか。
「公共の場で騒がずにおとなしくしていられる子」「物分かりが良く、ママの言うことを良く聞く子」あたりでしょうか。
ママにとって「いい子」とは、往々にして「ママにとって都合のいい子」だったりします。
公共の場で騒ぐ子どものママは、騒がずにおとなしくしていられる子どもを見て、自分の子育てに自信を無くしたりします。
何でもヤダヤダ言う子どものママは、物分かりが良く、何でもハイハイ言う子どもを見て、自分の子育てに自信を無くしたりします。
しかし、これは子育てに原因があるわけではないのです。
子どもには、生まれ持った「気質」という「性格」とはちょっと違う行動特性があります。その「気質」が影響して、「騒ぐ子ども」「ヤダヤダ言う子ども」なのです。
ママは、「気質は変えられない」ということを覚えておかなければなりません。
出来ないことを怒ったり叱ったりしても、「気質」が原因なことは変えられないのです。
愛する我が子の「気質」を理解して、「今はまだ出来ないけど、いつかは出来るようになる」と信じて見守り、待つことです。
出来ないことにイライラするのではなく、出来ることを認めてあげることを続けていくと、早く出来ないことが出来るようになるようです。
「気質」には、プラスとマイナスがあり、小さい時にマイナスだと思っていたことが、小学生くらいになった頃からプラスの影響が出ることがよくあります。
小さい時に騒いだ子どもがクラスの人気者になって、リーダーシップを発揮したり、小さい時にヤダヤダ言っていた子どもが、自分の意見を堂々と言える子どもになって、クラスをまとめる子どもになったりします。
今出来ないことに目を向けるのではなく、将来の出来る姿を想像して、ワクワクしながら見守りましょう。