すーさんのブログ
はじめて子どもを産むママの子どものトリセツ-令和の子育て編-
しつけ=厳しくすることだと思っている人がまだまだ多いのかもしれません。
昭和の時代は、「厳しくしつけること」が子育てだと思われていたくらいですが、なごりがあるのでしょうか。
しつけとは、「出来ないことを出来るようにしてあげること」であり、何も厳しくすることではないのです。
何度言っても分からないのが子どもです。
ママがやって見せることも大事なことです。
まさに、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」なのかもしれません。
乳児期に、抱っこをたくさんして、愛情たっぷりに育てていると、乳幼児期になって徐々にしつけを始めると、「ママに怒られるからやる」ようになるのではなく、「ママに喜んでもらいたいからやる」ようになるのです。
しつけは赤ちゃんが産まれた瞬間から始まるのです。
また、しつけをしても、するかしないか、いつからするようになるかを決めるのは、子どもだということを忘れないでください。
ママのタイミングではなく、子どものタイミングなのです。
「何度言ったら分かるの!」は、ママのタイミングが基準であって、子どものタイミングではないだけです。
ママは、何度も何度も教えてあげればよいのです。
いつか子どものタイミングがくれば、出来るようになるのです。
しつけに対して、ママの心得は、「優しく何度でも教えてあげて、出来るまで見守ること」。
そして、出来るようになったらほめてあげることです。
ちなみに、先の山本五十六連合艦隊司令長官の言葉には続きがあるのをご存じでしょうか?
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
子育てにも通ずる素晴らしいお言葉だったのです。