お盆だということで、私の妹が帰省してきました。


体調の不安定な夫に変わって早朝から仕事に行って、帰ってきてからすぐお赤飯や煮しめや天ぷらなどもてなしの料理を作り、食べさせ、ようやく後片付けの目処が立ったと思ったら父が

『妹に米を持たせるから精米所に行って精米してこい』と母に言いつけている。


当然母が自分でやれるわけではないので誰かに頼まなければならないのだが、どう考えても今動けるのは私だけ。朝から動きっぱなしで今ようやく座ってお茶を飲んだ私に30キロの米袋を担いで精米に行けというのか…。


昔父にプールに連れて行ってもらった時、父はちっとも私の面倒を見ずに自分だけ泳いでいて、1人で遊んでいた私は足を滑らせて深みにハマり溺れかけたことがあります。近くにいた大学生がすぐ助けてくれましたが、父は私を凄い剣幕で怒りました。大学のプールなんだもの、少し踏み出せば深いに決まっているのに、小さな子どもを放置して自分ばかり泳いでいた父は悪くないのか…。


大人になってもその話をしたら、父は私に向かって今ごろになってそんな話を持ち出して面倒だと、そして『んだら死ねばいがったのに』と言い放ちました。


時代は違えど、この人は私を何だと思っているのだろうと不思議で仕方がありません。


母に言われてしぶしぶプールに連れて行ってはみたもののちゃんと面倒を見る気もなく、死ねばいがったと言い放ち、朝から晩まで休むひまも与えずこき使ってナンボの人なんでしょうか。


恐らく、今でいうところの共感能力に欠ける方面の発達障害なんだろうなと思いますが(ちなみに私の娘たちもそうだろうと言います)、歳をとってますます酷くなっている気がします。